10/28 晴れる屋TC Let's 5 モダン 3-2【エルドレインの森環境 イリーシアヴァラクート 3-2】

使用デッキ:イリーシアヴァラクート
最近よくMOのモダン大会で入賞しており、気になっていたのだが、
『地図作りの調査』が『原始のタイタン』の代わりに入るようになり、
デッキ全体が引き締まったように感じられたので使ってみた。

1回戦:青赤執政 先手 〇×〇
1ゲーム目は先攻で、相手の『ドラゴンの怒りの媒介者』を2ターン目に『レンと6番』で除去。土地が詰まったものの、複数枚の『桜族の長老』と『ドワーフの鉱山』で相手のラガバンの攻撃が通らず。『呪文貫き』をケアして2マナ浮かせた『風景の変容』が通って勝ち。
2ゲーム目→『願い』を3枚引いてしまい、土地が上手く伸ばせず。『探索するドルイド』に殴り切られて負け。
3ゲーム目→1ターン目、誤って『樹木茂る山麓』から森を持ってきてしまい、アンタップインの赤マナが手札に無かったため『稲妻』が構えられなくなるミス。ただし、次のターン『山』をトップデッキしたため事なきを得る。
ミスの原因としては、『森』を直接フェッチできる土地は数が少ないため、『血染めの月をケアしなければ』という思いが強すぎて他のプレイが見えていなかった。このゲームの場合は、1ターン目に『明日への探索』を待機できていたため、『探索』で持ってくれば良いだけの話だった。
最終的には土地を伸ばして、『一つの指輪』でカードを引きながら『風景の変容』が通って勝ち。
『対抗呪文』はケアできないものの、相手に2マナ構えを強要できるのは強い。『呪文貫き』はケアしやすいため、極力『呪文貫き』に引っかからないようにプレイすることが重要だと感じた。
<サイドボード>
+2 母聖樹
+1 忍耐
+1 夏の帳
+1 稲妻
-1 乾燥台地
-1 沸騰する小湖
-3 地図作りの調査
※『呪文貫き』に引っかかりやすい地図作りの調査は抜く
<対戦相手のサイドボード>
血染めの月、高山の月、否定の力

2回戦:計算された爆発ドメイン 先手 〇××
1ゲーム目は先攻が生きて『風景の変容』で勝ち。
2ゲーム目は相手の『屍呆症』と『集団的蛮行』が刺さって負け。反省として、『ドワーフの鉱山』をフェッチするのをもう少し後にすれば、相手の『オークの弓使い』をケアしてチャンプブロックすることができあと1ターン稼げたかもしれない。
3ゲーム目は『願い』および『風景の変容』を引けずに負け。
<サイドボード>
+2 母聖樹
+1 流刑への道
+1 夏の帳※
-1 乾燥台地
-1 沸騰する小湖
-1 探検※
-1 稲妻
※2ゲーム目でオークの弓使い、屍呆症が見えたため
<対戦相手のサイドボード>
屍呆症、高山の月、集団的蛮行、真髄の針

3回戦:青白ハンマー 後手 ×〇〇
1ゲーム目は後攻3ターン目、『地図作りの調査』がスカった返しに『巨像の槌』×2で負け。
2ゲーム目、3ゲーム目は似たようなゲーム展開で、『一つの指輪』でカードを引きつつ、『イリーシア木立のドライアド』および『ヴァラクート』で相手の盤面を適当に捌いて勝ち。
『願い』からの『風景の変容』は、『呪文貫き』『救済の波濤』両方でハマるため、基本的に『ヴァラクート』を置くために使うことが重要だと感じた。
返しで負けない場を作ることを意識しながら、チャンスを見て相手のライフを削り、『波濤』で負けないようにするのを意識すべき。
<サイドボード>
+2 母聖樹
+2 仕組まれた爆薬
+1 稲妻
+2 流刑への道
-1 乾燥台地
-1 沸騰する小湖
-2 風景の変容
-3 レンと6番
※『救済の波濤』でハマるため、『風景の変容』は抜き切り、『ヴァラクート』の噴火でコントロールする
<対戦相手のサイドボード>
救済の波濤、真髄の針
※ラヴィニアが刺さらないのが大きい

4回戦:アミュレットタイタン 先手 〇×〇
1ゲーム目は先行で4ターン目に土地が8枚並ぶブン回りで、相手が遅いハンドをキープしたのもあって勝ち。
2ゲーム目は妨害無いが4ターン目に『風景の変容』を土地7枚で打てそうなハンドをキープ。
基本的に後攻4ターン目は来ないので、妨害を引くことを期待してのキープだった。
ただし、キープした時に意識していなかった点として、白マナが出ないハンドであり、『母聖樹』『自然の要求』は良いが『流刑への道』が解答にならなかった。
基本、妨害が無いハンドでも展開が良ければ妨害が引けることを期待してキープすべきだと思うが、白マナが無い場合はマリガンでも良かったかもしれない。
3ゲーム目は『流刑への道』と『母聖樹』が刺さって勝ち。
<サイドボード>
+2 母聖樹
+1 自然の要求
+1 流刑への道
-1 稲妻
-1 乾燥台地
-1 沸騰する小湖
-1 地図作りの調査
<対戦相手のサイドボード>
機械の母、エリシュ・ノーン、母聖樹、四肢切断

5回戦:赤黒想起 先手 ××
1ゲーム目は1ターン目に悲嘆ブリンクを決められ、『願い』『風景の変容』を引けず負け。
ただし、『流刑への道』がハンドにあったので対応して打つべきだった。今まで『稲妻』の入ったデッキばかり使っていたので、『流刑』の場合はハンデスに対応して撃って良いことが頭から抜けていた。
2ゲーム目も同じような展開になり引けず負け。
<サイドボード>
+2 母聖樹
+1 夏の帳
+1 流刑への道
-1 乾燥台地
-1 沸騰する小湖
-1 血染めのぬかるみ
-1 探検
<対戦相手のサイドボード>
血染めの月

『イリーシアヴァラクート』を使ってみた感想としては、
単純な構造のデッキであるものの、『一つの指輪』と『イリーシア木立のドライアド』の追加が大きく、いろいろなプランが取れる面白いデッキになったと感じた。
ただし、コンボデッキらしく最後は引くか引かないかになるのはご愛敬といったところか。このような単純な構造のデッキは大好きなのでしばらく使ってみたい。
新しいデッキを使うと、学びが多くて楽しい。
それでは。