5/1 Card Wings秋葉原店 水曜モダン 2-0【サンダージャンクションの無法者環境 赤青果敢 8-0】

使用デッキ:赤青果敢

1回戦:親和 先攻 〇〇
1ゲーム目は対戦相手が1マリガン。『精鋭射手団の目立ちたがり』が止まらず、対戦相手が初動タップイン土地だったこともあり、相手の後攻3ターン目に『身代わり合成器』を置かれた返しに勝ち。
2ゲーム目はお互い1マリガン。対戦相手が2ターン土地2枚で詰まって勝ち。この試合ではクリーチャーの展開よりもまず除去で相手のアーティファクト・クリーチャーを除去したのが良かった。『思考の監視者』などに繋がれてしまうと捲られてしまうため、相手の『羽ばたき飛行機械』や『金属ガエル』に対して、除去はとっておくという考え方をせずにどんどん使ってしまった方が、相手の展開が遅れて得をすることが多いように思う。
<サイドボード>
+4 毒を選べ
+1 アノールの焔
-4 変異原性の成長
-1 死の国からの脱出
サイドボードのアーティファクト・エンチャント除去が『毒を選べ』に寄っているため、自分の壊したいアーティファクトを直接除去できないことが多く、特に後攻だと相手の先攻3ターン目の『身代わり合成器』がキツいこともあるように思う。『アノールの焔』をもう1枚採用すればかなり有利になりそう。
<対戦相手のサイドボード>
毒を選べ、大祖始の遺産

2回戦:アミュレットタイタン 後攻 ×〇〇
1ゲーム目は対戦相手がダブルマリガン。先攻3ターン目に『精力の護符』+『セレズニアの聖域』経由で『一つの指輪』を置かれる。こちらの後攻3ターン目、色マナが不安定な初手をキープしたために『山』『山』『蒸気孔』という土地の構成。手札に『表現の反復』『定業』×2がある状態で、どの呪文から使うかが難しかった。
『一つの指輪』の効果が効いており、対戦相手を対象にとれないため、『表現の反復』でこのターン追放して意味があるカードが少ないことから、『定業』をキャストしたのだが、ここはリスクをとって『表現の反復』をキャストして、『追加のクリーチャー』or『ミシュラのガラクタ』を探しに行く選択肢もあったように思う。
また返しのターンで、『精力の護符』が3枚ある状態で『原始のタイタン』をキャストされ、『鏡の池』で『原始のタイタン』をコピーされながら『ケッシグの狼の地』でリーサルをかけられたのだが、この場面で自分の盤面に『精鋭射手団の目立ちたがり』と『損魂魔道士』が存在しており、『損魂魔道士』で『原始のタイタン』をブロックするべきだった。理由としては①手札に『変異原性の成長』を2枚抱えており、ブロックしておかないとライフが足りなくなってキャストできなくなってしまうのに加え、②コピーされた『原始のタイタン』がブロッカーとして立っており、『損魂魔道士』の攻撃が返しのターンに通る見込みが少なかったため。
『損魂魔道士』でブロックするという選択をとれなかったのは、『手札の火力(溶岩の投げ矢)でタイタンのサイズを下げてなんとか生き延びて、返しに全軍で殴って勝つ』というプランで思考ロックしてしまっており、『ライフを残すために地上クリーチャーはチャンプして、飛行クリーチャーで仕留める』というプランをイメージできていなかったため。また『アミュレットタイタン』を相手にして、相手の場に『精力の護符』が何枚あるとどういった場になるのかということがイメージできていなかったのも問題だった。
2ゲーム目はお互い1マリガン。相手が後攻1ターン目に置いてきた『ウルザの物語』に対して『毒を選べ』が刺さって勝ち。
3ゲーム目は対戦相手が1マリガン。相手の2ターン目に『精力の護符』を2枚キャストされ、また3ターン目から『一つの指輪』を連打される展開に。『毒を選べ』を複数枚キャストして『精力の護符』を除去することでなんとか相手のマナを制限し、『一つの指輪』が切れたターンに対戦相手のクリーチャーを火力で全て除去して、『果敢』クリーチャーの能力を誘発させて殴って勝ち。
<サイドボード>
+4 毒を選べ
+2 邪悪な熱気
+1 アノールの焔
+1 高山の月
-4 変異原性の成長
-2 死の国からの脱出
-2 溶岩の投げ矢
『アノールの焔』や『邪悪な熱気』について、対戦前はやや懐疑的だったのだが、特に3ゲーム目に非常に有効に働いたり、引いていたら有効に働く場面が多く、これからは迷わずサイドインしたい。
対『アミュレットタイタン』について、『一つの指輪』が入る前はかなり有利に感じていたが、『一つの指輪』が入ることによってメインは五分くらいになったように感じている。特にメインで後攻をとってしまうと厳しいのでサイドボードに『血染めの月』を入れたいのもわかる。ただ、『毒を選べ』をサイドインすることを考えると、色を増やすのに緑マナが出なくなる『血染めの月』を入れるのは矛盾しているのと、青マナが出なくなるとこちらも『表現の反復』等が打てなくなってしまいデッキが弱くなってしまうため、『血染めの月』は確かに劇的に効くカードだが入れない方が良いように思う。
<対戦相手のサイドボード>
炎渦竜巻、大祖始の遺産、毒を選べ

今回の試合では、前回の記事で目標にした通りに、ダイスを使ってクリーチャーのサイズについて適切に管理できた。これからも継続していきたい。
『アミュレットタイタン』や『ゴルガリヨーグモス』等の奥が深いタイプのデッキについては、経験不足のためにケアしすぎてしまったり、ケアできなくてハマってしまったりということが多いように感じている。デッキガイド等に定期的に目を通すようにしておきたい。

それでは。