4/21 Card Wings秋葉原店 休日モダン 4-0【サンダージャンクションの無法者環境 赤青果敢 4-0】

使用デッキ:赤青果敢
「サンダージャンクションの無法者」から、『精鋭射手団の目立ちたがり』を入れてアップデートした。MOのリストを参考にしたが、『変異原性の成長』を4枚入れているリストが多く、これまで使ってきたリストでは3枚以下であることが多かったので少し違和感があったが、変えずにプレイテストしてみることにした。また、土地部分は、『尖塔断の運河』を入れているリストもあるが、基本土地タイプ『山』を並べることが大事なデッキであるのと、『ドラゴンの怒りの媒介者』や『死の国からの脱出』を考えるとできるだけフェッチランドをたくさん採用したいので『運河』は入れない形にした。

1回戦:ドメインヴァラクート 先攻 ◯◯
1ゲーム目はマナフラッドしたが、『時を解すもの、テフェリー』を処理せずに墓地に『溶岩の投げ矢』を溜めておいたのが生き、『精鋭射手団の目立ちたがり』をトップデッキして勝ち。
2ゲーム目は相手がマナスクリューし、その隙に『表現の反復』を複数回撃ってアドバンテージを稼いで勝ち。
<サイドボード>
+3 毒を選べ
+2 邪悪な熱気
-4 変異原性の成長
-1 死の国からの脱出

2回戦:グルールムーン 先攻 ×◯◯
1ゲーム目はダブルマリガン。『僧院の速槍』『精鋭射手団の目立ちたがり』『稲妻』×2『変異原性の成長』『山』『フェッチランド』から、『稲妻』『変異原性の成長』を戻す。戻したカード自体は間違っていなかったと思うが、『変異原性の成長』を戻したのが響き、『稲妻』を躱すことができなかったのと、土地が伸びず有効ではない『死の国からの脱出』を2枚引いてしまって負け。
2ゲーム目は1マリガン。『変異原性の成長』で『稲妻』を躱せたのが大きく、『精鋭射手団の目立ちたがり』が2体生き残って勝ち。
3ゲーム目は『神聖の力線』を貼られる。ただし、『稲妻』等火力はクリーチャーに打って道を開けることもできるため、クリーチャーに打って相打ちを避けて、最終的に『ドラゴンの怒りの媒介者』と『損魂魔導士』が生き残って勝ち。ただ、『稲妻』『稲妻』『溶岩の投げ矢』と初手にあって、『神聖の力線』を貼られ、腐ってしまうリスクから、対戦相手に『熟練の紅蓮術士』を出された際に、焦って火力をすべて『紅蓮術士』と『エレメンタルトークン』に打ち込んだが、1枚くらいは残しておいても良かったように思う。
この試合では、対戦相手に『神聖の力線』を貼られている状態で、『ミシュラのガラクタ』を対戦相手を対象に起動してしまっていたので、注意したい。
<サイドボード>
+2 邪悪な熱気
-2 溶岩の投げ矢
※『神聖の力線』が2ゲーム目に『ミシュラのガラクタ』で確認できたため、『溶岩の投げ矢』を2枚サイドアウト。


3回戦:白単トロン 先攻 ◯◯
1ゲーム目は3ターンキルして勝ち。
2ゲーム目は『一時的封鎖』をケアし、『呪文貫き』を構えながらリーサルをかけて勝ち。
この試合に限らず、『仕組まれた爆薬』等全体除去はサイドボード後採用率が高いカードなので、サイドボード後はクリーチャーを3体以上出さないようにすることが大事だと感じている。
<サイドボード>
+3 毒を選べ
+2 高山の月
+3 呪文貫き
-4 変異原性の成長
-2 死の国からの脱出
-1 稲妻
-1 溶岩の投げ矢

4回戦タイタン独創力 後攻 ◯◯
1ゲーム目は対戦相手の『稲妻』を『変異原性の成長』で躱し、『不屈の独創力』を『稲妻』で妨害した後に対戦相手のライフを詰めて勝ち。この試合では、対戦相手の1ターン目の『大音声の劇場』で『稲妻』を落としたのを見て、対戦相手の手札に最低1枚以上除去があることを想定して動けたのが良かった。
2ゲーム目は難しい試合だったが、1ゲーム目と同じく『不屈の独創力』を『溶岩の投げ矢』で妨害した後に、17点のライフを、計画しておいた『精鋭射手団の目立ちたがり』で削って勝ち。この試合の分岐点としては1ターン目の『ミシュラのガラクタ』を何枚キャストするかで、次のターン『レンと6番』を出された時に打点で落とせるように手札に残しておいたのだが、手札に他のクリーチャーがいなかったので使って起動する選択肢はあったように思う。
当たり前のことではあるが、この試合では『精鋭射手団の目立ちたがり』を含めたリーサル計算をきちんとできたのが良かった。対戦後の感想戦で、対戦相手は『不屈の独創力』を打ったターンで手札に『虹色の終焉』を抱えていたが、『計画』で打てなかったため『不屈の独創力』を打たざるを得なくなったとのことだった。『精鋭射手団の目立ちたがり』について、『計画』しておけばソーサリー除去に引っかからないのは大きなメリットなので、基本的に1点殴るような場合は『計画』した方が良いと感じた。
<サイドボード>
+2 邪悪な熱気
+3 呪文貫き
-4 変異原性の成長
-1 死の国からの脱出

細かい選択肢が多くたくさん考えることができ、カードゲームをしている感じがあってとても楽しかった。
メインボードの『変異原性の成長』は、対戦相手にタフネスを参照しない除去でクリーチャーを丁寧に処理されてしまうと、手札で腐ってしまうリスクを抱えているが、『精鋭射手団の目立ちたがり』の『計画』でそういった除去をケアして一瞬の隙をついてライフを詰めることができるため、『精鋭射手団の目立ちたがり』を採用するなら4枚採用しても良いと感じた。
サイドボードについて、『高山の月』1枚を『毒を選べ』の4枚目にしてしまっても良いように感じた。理由としては、『ドラコの末裔』+『ギルドパクトの力線』を決められると厳しいデッキなので、ここに干渉できるカードはサイド後必ず引きたいこと、『高山の月』を入れたい「緑単トロン」や「アミュレットタイタン」といったデッキに対しても『毒を選べ』が同じく有効なサイドボードであることが挙げられる。
同じくサイドボードの『アノールの焔』については、『損魂魔道士』『精鋭射手団の目立ちたがり』がウィザードのためボーナス条件を満たしやすく、さらに『目立ちたがり』は『計画』でキャストすることで『アノールの焔』の条件を満たしやすい。今回は3マナと重いので1枚の採用に止めたが、このカードはもう少しプレイテストしてみたい。
それでは。