4/12 Card Wings秋葉原店 FNMモダン 1-1【サンダージャンクションの無法者環境 ジャンド独創力 1-1】

使用デッキ:ジャンド独創力
前回から変更なし。

1回戦:グルールタイタンヴァラクート独創力 先攻 〇×〇
1ゲーム目は3ターン目に『頑強』で『残虐の執政官』を場に戻し、『苦々しい再会』で速攻を付けて殴って勝ち。
2ゲーム目は『鏡割りの寓話』で『残虐の執政官』を捨てて、4ターン目に『頑強』で場に戻す。ただしこの時、『残虐の執政官』と同時に2枚目の『頑強』を捨ててしまったのはミスで、『頑強』は手札に持っておいた方が良かった。返しに対戦相手に『原始のタイタン』をキャストされて『残虐の執政官』を処理された時に、もう一度『残虐の執政官』を場に出す手段がなくなってしまった。このミスが響いたのと、対戦相手の手札が強く、5ターン目の『思考囲い』で『原始のタイタン』『不屈の独創力』『世界魂の憤怒』が見え、どれを落してもリーサルで負け。
3ゲーム目は『鏡割りの寓話』を重ね引いて、『苦々しい再会』で『ゴブリン・シャーマントークン』に速攻を付けて宝物を生成できたのが大きく、『不屈の独創力』X=1で『セラの模範』を場に出し「土地」を指定して、『セラの模範』で殴り切って勝ち。

このマッチでは、2ゲーム目で頑強を捨てたのは大きなミスだった。これまで『残虐の執政官』を追放以外の方法で処理された経験がなく、『頑強』の2枚目は要らないと思い込んでしまった。『頑強』の使い方として、一度処理された『残虐の執政官』を場に戻す、といった使い方が特に火力でクリーチャーを処理してくるデッキに対しては有効であるということを覚えておきたい。
<サイドボード>
+2 セラの使者
+2 高山の月
+1 溶鉄の崩壊
-2 残虐の執政官
-2 致命的な一押し
-1 稲妻

2回戦:ゴルガリヨーグモス 先攻 ×〇×
1ゲーム目は『不屈の独創力』『頑強』のいずれにもたどり着けず、『アガサの魂の大釜』で『飢餓の潮流、グリスト』の能力をコピーされて、虫の軍勢に負け。
2ゲーム目は『セラの模範』をサイドイン。4ターン目に、X=1で『不屈の独創力』を打てるチャンスはあったが、X=1では勝てないと考え『鏡割りの寓話』をキャストしてターンを返す。返しに『スランの医師、ヨーグモス』を出されてしまうが『寓話』のルーティングと合わせて『致命的な一押し』を見つけることができた。『ヨーグモス』を処理しながら『不屈の独創力』をX=1で打ち、『セラの模範』を場に出す。『セラの模範』は返しに『召喚の調べ』X=3からの『飢餓の潮流、グリスト』で対処されてしまうが、その後『鏡割りの寓話』を2枚キャストし、『アガサの魂の大釜』か『スランの医師、ヨーグモス』をトップデッキされていたら危なかったが対戦相手が何も引かず勝ち。
3ゲーム目は、1ターン目の『思考囲い』で対戦相手の手札に『ファイレクシアの変形者』が見えたが、手札に除去がなく『スランの医師、ヨーグモス』を処理できないことが分かっていたため『スランの医師、ヨーグモス』を落とす。『ファイレクシアの変形者』の対処手段としては、『残虐の執政官』コピー、能力誘発に対しては『夏の帳』でかわして、返しに攻撃をすることがを考えていたが、良いところで2枚目の『スランの医師、ヨーグモス』をトップデッキされ『不屈の独創力』を打てなくなってしまい、『ヨーグモス』を対処できず負け。

ゴルガリヨーグモスとはこのデッキを使って初めての対戦だったが、とても難しいマッチアップだと感じた。『ヨーグモス』が場に出ている状態では『不屈の独創力』を打つことが基本的にはできなくなってしまうため、『スランの医師、ヨーグモス』は必ず対処する必要がある。また『飢餓の潮流、グリスト』も問題で、+1で『虫トークン』を生成され続けると『残虐の執政官』のエディクト効果が効かなくなってしまい、返しに-2で簡単に処理されてしまう。それらの能力をコピーされてしまう『アガサの魂の大釜』も大問題。
サイドボードプランも難しかったが、たとえ用途が狭いとしても『アガサの魂の大釜』は必ず処理しないといけないので『毒を選べ』は入れた方が良さそう。また『ヨーグモス』『グリスト』両方処理できる『溶鉄の崩壊』は入れたい。また今回の実戦では『頑強』を全てサイドアウトしたが、素早く仕掛けるパターンを作りたいのに加え、『グリスト』で処理されてしまった『執政官』を戻すというパターンもありそうで、『アガサの魂の大釜』を処理する前提ならば数枚残しても良さそうだと感じた。
<サイドボード>
+3 毒を選べ
+1 溶鉄の崩壊
-2 頑強
-2 苦々しい再会
<対戦相手のサイドボード>
毒を選べ、忍耐、思考囲い

それでは。