5/12 晴れる屋川崎店 休日昼の部モダン 0-2【サンダージャンクションの無法者環境 ジャンド独創力 3-4】

使用デッキ:ジャンド独創力
サイドボードを少し変更し、『高山の月』を増量したのと『塵へのしがみつき』を採用。

1回戦:ボロスバーン 後攻 ◯××
1ゲーム目は1マリガン。1ターン目『思考囲い』を自分を対象に打って『残虐の執政官』を落とし、2ターン目『頑強』で場に戻し、後攻だったため相手の手札次第では負けがあったが間に合って勝ち。
2ゲーム目はダブルマリガン。『レンと6番』『不屈の独創力』『苦々しい再会』『残虐の執政官』土地3をキープし、『不屈の独創力』と土地1枚を戻す。対戦相手が1ターン目『僧院の早槍』から2ターン土地が詰まる。ただし、こちらが『不屈の独創力』を引いた他は全て土地をドローしてしまい、4ターン目に2枚目の土地を引かれて『不屈の独創力』は『焼尽の猛火』で妨害され負け。
3ゲーム目は『稲妻』『残虐の執政官』『異形化』『不屈の独創力』土地3をキープ。『ゴブリンの先達』を『稲妻』で除去して、4ターン目から『異形化』(焼尽の猛火で妨害)、5ターン目にX=1で『不屈の独創力』をキャストし、これが通って『残虐の執政官』を場に出せたものの、返しに『カーリ・ゼブの巧技』で『残虐の執政官』を奪われて負け。
3ゲーム目は対戦相手がややフラッドしていて、こちらの5ターン目に相手の手札3枚、土地が4枚あり、こちらのライフが11あったため、『不屈の独創力』をX=2で撃つために、1ターン待ってフェッチランドか『ドワーフの鉱山』を引くことを期待する選択肢もあったように思う。
<サイドボード>
+2 掘り返し
+2 塵へのしがみつき
-4 思考囲い
<対戦相手のサイドボード>
ヴェクの聖別者

2回戦:黒単貴重品室 後攻 ×◯×
1ゲーム目はダブルマリガン。土地2、『レンと6番』、『稲妻』、『残虐の執政官』というハンドをキープ(戻したのは土地と『レンと6番』)。後攻2ターン目の『レンと6番』は『シェオルドレッドの勅令』で処理され、4ターン目から『一つの指輪』を3連打されて、最終的に『大いなる創造者、カーン』からの『石の脳』で『残虐の執政官』全て抜かれて負け。
2ゲーム目は2ターン目『レンと6番』から3ターン目に『鏡割りの寓話』。相手の後攻3ターン目に『屍呆症』を撃たれ、そこから『一つの指輪』を連打されたものの、相手が盤面に干渉できなかったため、最終的に『引き裂かれし永劫、エムラクール』に『苦々しい再会』で速攻をつけて『滅殺6』で相手のパーマネントを全てサクらせて勝ち。
3ゲーム目は『鏡割りの寓話』『苦々しい再開』×2『引き裂かれし永劫、エムラクール』『乾燥台地』×2というハンドをキープ。対戦相手の『オークの弓使い』が処理できずぶっ刺さってしまい、『解体爆破場』『廃墟の地』連打で土地破壊されたのも響いてライフを詰められて負け。
サイドボーディングで『稲妻』を抜き切ってしまったのだが、3ゲーム目のような負け方があるのに加え、1枚残しておけば『レンと6番』の奥義で稲妻を使いまわすということができる。先攻だと残す必要はないが、後攻の場合は1枚程度残しておいても良かったように思う。
<サイドボード>
致命的な一押し -2
苦々しい勝利 -1
稲妻 -3
稲妻 -1(先攻)
+1 羅利骨灰
+2 夏の帳
+1 引き裂かれし永劫、エムラクール
+2 毒を選べ
+1毒を選べ(先攻)
<対戦相手のサイドボード>
屍呆症

今回の試合では、やや微妙なハンドをキープしてそのまま負けてしまうということが多かった。
基本的なマリガン基準としては、
①土地が2-4枚ある
②序盤に唱えたい呪文(稲妻/致命的な一押し/思考囲い/レンと6番/鏡割りの寓話)が2枚以上ある
③残虐の執政官と頑強がセットで揃っている
となるが、1回戦、2回戦の3ゲーム目のハンドはどちらも②の条件を満たしておらず、難しい判断になるがマリガンしても良かった。
また、『ボロスバーン』に対しては普通に『不屈の独創力』を撃っていては間に合わないことが多いので③を求めてハードマリガンしにいくこと、『黒単貴重品室』に対しては『レンと6番』がとても有効なので『レンと6番』を探しに行くのを意識することを今回の教訓としたい。
それでは。