7/9 晴れる屋トーナメントセンター Let's 5 モダン 3-2【指輪物語環境 緑単トロン 21-4-1】

使用デッキ:緑単トロン
前回使用時から、メインから『解放されたもの、カーン』を1枚抜き、『隔離するタイタン』を追加。理由は、『解放されたもの、カーン』が強いのは相手の土地を割りたいマッチアップであり、であれば『隔離するタイタン』でも代用が効く場面があると感じたため。『解放されたもの、カーン』は1マナ軽く、最速3ターン目に出せるというメリットがあるものの、1回の起動のインパクトが小さく、クリーチャーでない呪文のため、『呪文貫き』に引っかかってしまうという弱点がある。『隔離するタイタン』は1回で3-4枚土地を持っていくこともでき、『呪文貫き』もされないので通りやすい。ただし、『解放されたもの、カーン』の方が幅広く強い場面があるため、『解放されたもの、カーン』2、『隔離するタイタン』1で運用していきたい。

1回戦:BGwサムワイズフード  後手 〇×〇
1ゲーム目は後手3ターン目にトロン成立させ、『大いなる創造者、カーン』から『魂なき看守』をキャストしてコンボキルを防ぎつつ、『隔離するタイタン』で土地を割って勝ち。『カーン』から持ってくる対象として、『魂なき看守』が良かったのか『トーモッドの墓所』があるが、食物がたくさんあると『トーモッドの墓所』起動に対応して『大釜の使い魔』を起動されてケアされてしまう。一方で、『魂なき看守』はクリーチャーであるため『アスモ』によって除去されてしまうリスクがある。現状採用していないが、サイドボードにあれば『墓堀りの檻』がベストだと感じた。
2ゲーム目は相手に『減衰球』を貼られる。『破滅の終焉』は『歪める嘆き』でカウンターし、なんとかコンボキルは阻止。4ターン目、次のターン土地を引くことを前提に『忘却石』をキャストするか、『大いなる創造者、カーン』をキャストするかの択で『カーン』から入ってしまい、『忘却石』から入れば次のドローが土地だったので、勝てる可能性がかなり高かったが相手のドローが嚙み合ってしまって負け。
『大いなる創造者、カーン』からキャストした理由は、『トーモッドの墓所』を持ってきて、次のターンキャストすればコンボキルを防げると考えたため。『忘却石』から入って次のターン土地を引けなかった場合、『減衰球』の効果で『墓所』のキャストがさらに1ターン後に伸びて、それだけ相手にトップデッキを許してしまうと考えた。
結果論としては『忘却石』キャストが正解だった。
3ゲーム目は相手に『思考囲い』を連打されややマナフラッドしたが、相手が白マナを引けないことに助けられてなんとか持ち直し、常に除去を構えてコンボケアをして勝ち。
<サイドボード>
+2 機能不全ダニ
-2 ワームとぐろエンジン
※リストが固まりきっておらず、相手の構成によっても変える必要があるため、このサイドボードが正しいかはかなり怪しいと感じている。
『ウルザの物語』が入っている相手には『構築物トークン』によるビートダウンをケアして『ワームとぐろエンジン』を抜きたくないのだが、ゲーム展開的にそうならないことが予想されるなら抜いても良いかと思う。

2回戦:Wugハンマー 先手 〇〇
1ゲーム目はダブルマリガン。3ターン目トロン成立から『大いなる創造者、カーン』で『一つの指輪』を持ってきつつ装備を牽制し、4ターン目『忘却石』で流して勝ち。
2ゲーム目はトロン土地は2種しか見えていないが、『歪める嘆き』と『忘却石』『大いなる創造者、カーン』のあるハンドをキープ。『歪める嘆き』が上手く刺さって勝ち。
<サイドボード>
-2 解放されたもの、カーン
-1 精霊龍、ウギン
-1 隔離するタイタン
+3 機能不全ダニ
+1 仕組まれた爆薬
<対戦相手のサイドボード>
真髄の針、ラヴィニア、(白行進)

3回戦:ラクドスディスカード 先手 〇×〇
1ゲーム目は4ターン目『絶え間ない飢餓、ウラモグ』で土地をリムーブして勝ち。
2ゲーム目は『ウルザの魔力炉』『ウルザの鉱山』『一つの指輪』『機能不全ダニ』『歪める嘆き』『古きものの活性』×2をキープしたが、これはマリガンすべきだった。確かにウルザ土地2種、『歪める嘆き』、『一つの指輪』と勝つために必要なカードが揃っているのは良いものの、緑マナが出ないハンドはキープすべきでは無かった。後手1ターン目のドローで『探検の地図』を引いたものの、緑マナが出ないせいで相手のハンデスが刺さり、最終的にフラッドして負け。
3ゲーム目はトリプルマリガン。トロン土地2種、『探検の地図』、『一つの指輪』をキープして、『指輪』キャストから『忘却石』で流して勝ち。

4回戦:青単クロックパーミッション 先手 ×〇×
1ゲーム目はトリプルマリガン。脅威を全てカウンターされた負け。
2ゲーム目は相手に『祖先の幻視』を2枚解決されるも、『絶え間ない飢餓、ウラモグ』が強く、最終的には『一つの指輪』が通って勝ち。
3ゲーム目はダブルマリガン。1ゲーム目のように身がなくなると負けてしまうためウルザ土地が3種見えていないハンドでキープするも、相手に『祖先の幻視』を3枚解決され、『一つの指輪』を全てカウンターされて負け。勝敗に影響したかは怪しいが、『大いなる創造者、カーン』は『緻密』にカウンターされてクロックを増やしてしまうため、『一つの指輪』からキャストしていった方が良かったかもしれない。
<サイドボード>
-1 隔離するタイタン
-1 忘却石
+2 機能不全ダニ

5回戦:ラクドススキャム 後手 ××
1ゲーム目はトリプルマリガン。4ターン目に『絶え間ない飢餓、ウラモグ』を出せるハンドをキープしたが、間に合わず負け。
2ゲーム目はダブルマリガン。トロン土地2種、『彩色の宝球』、『古きものの活性』、『森』、『忘却石』、『機能不全ダニ』でキープして、『ダニ』と『忘却石』を戻す。
相手の『悲嘆』想起で『古きものの活性』を捨てさせられてしまい土地を置くのみに。相手は2ターン目『敏捷なこそ泥、ラガバン』、3ターン目『血染めの月』。
なんとか4マナに到達し、『一つの指輪』×2で粘るも、『母聖樹』はあったがウルザ土地を引けず負け。
最終ターンの1ターン前、手札に『母聖樹』しか土地がない状況で、セットしておけば最終ターン『ワームとぐろエンジン』をキャストできたが、『悲嘆』の威迫と『一つの指輪』のライフルーズでピッタリ負けてしまうため、セットしなくて良かったと思う。ただし、きちんと計算をして置かなかったのではなく、手なりでセットしなかったのは反省点。
<サイドボード>
-2 絶え間ない飢餓、ウラモグ
+1 隔離するタイタン
+3 機能不全ダニ
<対戦相手のサイドボード>
血染めの月※メインから入っている場合も多い

来週は、日曜日はトレカの洞窟秋葉原店での「休日モダン5回戦」か、晴れる屋TCでの「一つの指輪 争奪モダン」、月曜日は晴れる屋TCで「Let's 5 モダン」に参加予定。

それでは。