エヴァンゲリオン考察 【自分用メモ】 使徒

パターン青。青い血。「赤い血」に代表される人間とは異なる存在。ウルトラマンの怪獣のモチーフ。赤い血を持つ使徒もいるので、もしかしたらあまり重要な意味はないか、途中で設定変更されたか。

コア。具象化されたコアを持たない使徒もいる。

エヴァンゲリオンにもコアはある。中にはパイロットが入っている。おそらく、「ぼくらの」のはここから着想を得たに違いない。コア=魂? 魂が具象化されているかいないかの違いだけで、すべての使徒に魂はある。

コアを直接破壊するとき、それはすべて原始的な「破壊」のイメージを伴う。叩く。蹴る。

使徒が肉体を失っても、魂には還る場所が無い。アダムの肉体は胎児にまで還元され、ガフの部屋は焼却。おそらく、ガフの部屋=魂循環装置。人類にとってのターミナルドグマ。

なぜ、使徒第三新東京市にやってくるのか?人間が使っているようなコミュニケーション手段を持たない使徒が、情報操作に踊らされてリリスとアダムを取り違える訳がない。アダムがいないのに関わらず、必ず第三新東京市を狙うのには理由がある。

使徒は、死ぬためにやってきた。使徒は、もう2度と生まれることはできない。滅びを運命づけられた種族。自ら死ぬことはできず、死んでもどこにも行く場所が無いのに、生き続けなければならない。唯一再誕の可能性がある種族であるリリンの最も重要な場所であるターミナルドグマを攻撃することで、確実に殺してもらう。

カヲルは、人間としての生を得たことで、情報操作に引っかかった。他の使徒はすでにアダムがいないことが分かっていたが、カヲルは騙されてしまった。24話で、ターミナルドグマにカヲルが辿り着くことが確実でも、ゲンドウが本部を爆破しなかったのは、それによってサードインパクトが起きようがないことが分かっていたから。

リリスを見たカヲルが全てを悟った表情をしたのは、自分の兄弟姉妹がこの場所へ死ぬために来たことが分かったから。