ながいゲームはきらいです[EDH]

八十岡プロがTwitterで「ゲームが長くてもつまらない」「マジックは20点削るゲーム」というお話をされていたので。
この件に関連して思い出したのが、統率者戦をやっていると、同卓している人との間に感覚のズレみたいなものを感じることがあることです。僕はゲームが長くなりすぎるのは好きでなく、グダグダやるくらいならさっさとコンボで全員倒してくれと感じることがあります。特に、ゲームに負けてはいないもののほぼ勝ち目がないような状況下では、ゲームに参加することそれ自体が苦痛なんですよね。一対一ではさっさと投了すればいいのですが、統率者戦ではマナー上それができません。
ただ、世の中にはとにかく自分の好きなカードをプレイしたい、ゲームが長引くのが楽しいという人がいます。それはその人の価値観なので、認めなければいけないのは分かってはいます。ただ、明らかに他プレイヤーを倒せるのに倒さないのは、たとえその結果自分が生き残ってコンボを決められたとしても、舐めプされているようで僕は好きではありません。
で、本題なのですが、統率者戦がダレる原因は、「戦闘での勝利」というのが実質的にできなくなっていることに由来すると思うんですよね。つまり、結果として全員のライフをコンバットで削り切ったとしても、その過程で盤面を制圧することが必須条件になってしまっているということです。これはガチカジュアル関係なく、基本的にダメージレースの結果で勝敗は決まらない。なので、ガチであれば盤面関係なく勝てるコンボ中心、カジュアルであればエルドラージなどのデカブツを使っての盤面制圧を中心にしてデッキが組まれるということです。
たぶん、統率者戦のライフが40点なのは、全員に狙われてしまってすぐにゲームから脱落する人が出ないようにという配慮なのだと思います。ただ、逆にライフが多すぎるが故にライフがゲーム展開にもたらす影響が少なすぎるような気がします。これまで統率者戦はずっとライフ40点、ジェネラルダメージ21点で負けというルールでやってきましたが、マジックは変化のゲーム。ルールを変えてもいいんじゃないかと思っています。たとえばライフを30点にするとか、ジェネラルダメージ15点で勝てるようにするとか、あるいは直接戦闘によるものではなくてもジェネラルからのダメージであればジェネラルダメージとして認めるとか。
それでは。