マジックにプロは必要か

こんにちは、ライオウです。

今日は、所謂「プロマジック」についての個人的な意見を書きたいと思います。

さて、先日のプロツアーイニストラードを覆う影で、プロの報酬に対する変更が発表されましたが、結構な騒動を引き起こしているようです。そんな中、ある人が、「プロの価値を決めているのはファンである」という事を言っておられたのですが、この至極当たり前のことに僕は深く納得しました。この論理でいけば、たゆまぬ研鑽によってレベルの高いプレイをすることだけではなく、ゲームの普及や新規プレイヤーの育成に全力を尽くすことによってもプロたりえるということになり、これは僕の感覚と一致します。

さて、そんな中で、「マジックにプロは必要か?」ということをもう一度自分自身に問いかけてみました。そこで僕としては「必要である」という結論が出ました。それは僕の個人的な経験に由来します。かつて僕は中学生から高校生にかけて「遊戯王」というカードゲームをやっていたのですが、正直高いレベルでのプレイ環境は良いとは言えませんでした。強いプレイヤー同士でコミュニティを作る。ここまではいいのですが、コミュニティの一部が持ち回りで大規模非公認大会を行い、参加許可やジャッジもすべてコミュニティの一員がやる、となると、たとえ意識していなくてもコミュニティの仲間にたいする優遇が行われやすいし、実際行われていたと思っています。そんな中で不正や、対戦相手に対する敬意に欠けた行為も行われていました。

僕がマジックのプロに求めているのは、高い倫理性です。一番強いプレイヤーが一番紳士的なプレイをする。そうすればマジックコミュニティ全体のマナーも上がっていくと思いますし、そうすれば全員にとって良い事です。ただの強いアマチュアという事では無くて、「プロ」という肩書にふさわしいマナーと紳士性を持っている。そんなプレイヤーの存在は必要です。

これが僕の意見です。一部にもしかしたら誤解があるかもしれませんが、あくまで一個人から見た感想ということです。

それでは~