6/11 アメニティドリーム新宿店 モダン 2-1

こんにちは。今週の日曜日にアメニティドリーム新宿店でモダンの大会に出てきたので、レポートを書きたいと思います。参加者10人と多くの人が集まった大会でした。使用デッキはエルドラージタックス。メインは変更せず、サイドは前回の反省を経てゼンティカーの同盟者、ギデオンを2枚投入しています。スイスドロー3回戦で、結果は2-1でした。試合は簡易的に。
1回戦 Mono-U tron ◯◯
相手の方のデッキは、ごく普通の青単トロンでした。
2回戦 GWr Humans ×◯×
相手の方のデッキは、赤のカードに月の大魔術士やノリンなどが入っていたのが特徴的な人間ビートダウンデッキでした。
3回戦 Mono-R Midrange ◯×◯
相手の方のデッキは、旅人のガラクタや燎原の火、サイドからワームとぐろエンジンなどが入ってきたのが特徴的な氷雪赤単でした。
この大会の後、スタンダードのデッキを持っていた知り合いの方にデッキを貸してもらって、スタンダード・ショーダウンにもおなじ店舗で出ました。デッキはトップメタのティムール・マーベル。結果は1-2で、使ってみた感想としてはガチャは楽しく、霊気池の起動タイミングなどいろいろ考えるところがあり、良いデッキだなと感じました。1戦目はティムール・コントロールに勝ち、2戦目は黒緑エルドラージに負け、3戦目は白黒青機体に負け。大会を見たところ、意外とデッキの種類はたくさんあったので、スタンダードは今極めようとしなければ面白い環境なのかもしれません。
それでは。

6/4 アメニティドリーム新宿店 モダン 2-1

こんにちは。今週の日曜日にアメニティドリーム新宿店でモダンの大会に出てきたので、レポートを書きたいと思います。使用デッキはエルドラージタックス。メインに変異エルドラージ4枚、サイドに現実を砕くものをいれたタイプで、しばらくはこのメインとサイドで回していきたいと思います。参加者9名のスイスドロー3回戦で、結果は2-1でした。
1回戦 Mono U tron ◯◯
相手の方のデッキは、難題の予見者が入ったスタンダードな青単トロンでした。
1ゲーム目は後手で、2〜3ターンのアクションは相手の差し戻しに阻まれたものの、相手のトロンが揃わず、4ターン目に2行動して最初のスペルは打ち消されたもののサリアを設置。そのあとは変異エルドラージで相手のブロッカーをタップしながらビートダウンしきりました。
2ゲーム目も後手でした。相手の1ターン目の探検の地図を真髄の針で刺したところまでは良かったのですが、相手が3ターン目にトロン成立してしまい、チャリスをX=3で置かれました。返しのターンに潮の虚の漕ぎ手を出したところ、手札の内容が
・アカデミーの廃墟
・幽霊街
・宝物の魔導士×2
と相手は青マナが切れていることが分かりました。ここで僕は手札の平地と幽霊街から幽霊街を場に出したのですが、これはミスでした。なぜミスかと言えば、①幽霊街が手札に唯一の無色マナで、手札には難題の予見者があり、次のターンに出したいのですが、そうすると幽霊街がタップ状態になってしまい、相手の幽霊街で壊されてしまいます。ここは平地を置き、次のターントップから無色マナを引く可能性を考えたほうが良く、②実戦で相手にやられたのですが、このターンの返しに対戦相手の幽霊街でこちらの立っている幽霊街を壊しにこられるのが予想以上に良いプレイで、ここで青マナを与えるわけにもいかずみすみす幽霊街及び唯一の無色マナを壊されてしまいました。その後はウギンを出されたりもしましたがなんとか逆転の可能性を思い描き、相手がこちらのプラン通りに動いてきてくれたため勝ちました。
2回戦 UB Rats ◯◯
相手の方のデッキは、精力の護符に臭い草のインプ、群れネズミなどいろいろな要素がつめこまれた青黒のデッキでした。
1ゲーム目は後手でした。このゲームでのミスは相手のデッキがよくわからず、ハンデスが多いのかと考え、中盤に引いた霊気の薬瓶を場に出さなかったことです。一般にモダンで手札に土地を余らしておく意味としては、①ヴェールのリリアナ②コラガンの命令が考えられますが、①の場合はクリーチャーなら場に出して良いので、除去を引いた時に抱えていられるようにするという意味や、②はドローステップに打たれて1ターン潰されるのを防ぐ意味があります。ただバイアルは中盤以降も意味があるカードなので、土地ならともかくバイアルを手札に抱える意味はありませんでした。ただしヴェリアナが場にいる時にトップデッキした霊気の薬瓶を手拍子で出すと損することもあるので、そこには注意が必要と思います。
2ゲーム目は後手でしたが、相手が5枚までマリガン。相手のデッキは単体では痩せているカードが多く、群れネズミだけはしっかり除去して、シナジーを完成させずに勝ちました。
3回戦 WGru Planeswakers ◯××
相手の方のデッキはマナ加速から三なる宝球や血染めの月を設置し、プレインズウォーカーでマウントをとるデッキでした。ニッサの誓いがとてもいい味を出していました。
1ゲーム目は後手でしたが相手が土地2枚とマナクリ1枚で止まったためビートダウンが間に合って勝利。2ゲーム目も後手で、相手は1ターン目に森に楽園の拡散(白)を付けてから2ターン目に三なる宝球。ただ次のターン相手は土地3枚で止まり何も行動がとらなかったのでこちらはちらつき鬼火で楽園の拡散を除去する選択をしました。しかし次のターン相手は吹きさらしの荒野から踏み鳴らされる地をサーチし、血染めの月。これでこちらの行動がすべて止まり、負けてしまいました。
3ゲーム目は先手で、
・致命的な一押し
・変異エルドラージ
・ちらつき鬼火
・不毛の地の絞殺者
・乱脈な気孔
・秘密の中庭
・幽霊街
でこれをキープ。1ターン目はタップインを処理して、2ターン目に秘密の中庭を置きながら相手のマナクリを除去した所まではよかったのですが、相手が2ターン目にまたマナクリを出してきたのが問題です。こちらの3ターン目の行動が問題なのですが、相手の血染めの月をケアして秘密の中庭を幽霊街で平地にしてからサリアか、あるいはただ単にサリアか、どちらが正しかったのでしょうか?おそらく残りの手札の内容によると思います。①エルドラージの寺院を引いた場合は壊して置くのが正しく、②それ以外の場合はケアしないのが正しいと思います。①はレオニンの裁き人を引いた時に困ることになりますが、それ以外の引きなら大体大丈夫で、テンポも阻害しません。②は次のターン難題の受けを無くしてしまうのは良くないと思います。実戦では幽霊街を自分の土地に使わず、相手に血染めの月を置かれ何もできなくなり負けました。ただ幽霊街を使っていたとしてもどちらにせよ妨害が足りず負けていたと思います。
最後にtipsを置いておきます。
・三なる宝球とサリアが出ていた時の関係についてです。この時クリーチャーでないスペルはまずサリアの能力を受けてから三なる宝球の効果を受けるので、2マナ以下のスペルは3マナに、3マナに以上のスペルはサリアで1マナ重くなります。

今回の大会で参加受付をしようとすると、参加者の中に6ケタのDCIナンバーの方が。なんとその方はNACさんこと中村聡さんでした。今回お手合わせする機会には恵まれませんでしたが、滅多にない機会なので「スパイクの飼育係」にサインをして頂きました。

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また、お店の方にもスパイクの飼育係を売って頂いたり、ペンを貸していただいたりとお世話になりました。本当にありがとうございました。僕は中村聡さんの事をプレイヤーとしてだけでなく、ゲームクリエイターとしても尊敬していて、「伝説のかけら」というカードゲームは僕の大好きなゲームです。マジックというゲームを通じてこのような機会にお会いする幸運に恵まれたことはとても光栄ですし、マジックをやってきて良かったとも思いました。
それでは。

5/28 アメニティドリーム新宿店 モダン 1-1

こんにちは。今週の日曜日にアメニティドリーム新宿店でモダンの大会に出てきたので、レポートを書きたいと思います。参加者3名の総当たりの2回戦でした。使用デッキはエルドラージタックスで、メインサイドともに変えていません。結果は1-1でした。
1回戦 4c(GWru) Humanscale ××
相手の方のデッキは、赤は渋面の溶岩使い、青は反射魔導士のためにタッチされた、硬化した鱗が入った人間ビートダウンでした。
このマッチでのミスはこちらがマナフラしているわけではないのに1ゲーム目で幽霊街で相手の土地を割りに行ったことです。受けに回るべきマッチアップでは自殺行為でした。全体的には変異エルドラージを3枚にしたことが大きく響いてしまいました。
2回戦 WBu Tokens ◯◯
相手の方のデッキは、青は変身のためにタッチされ、ヴェールのリリアナが入っているのが特徴的な白黒トークンでした。
このマッチでのミスは2ゲーム目、こちらが圧倒的に優勢の時に変異エルドラージ+難題の予見者が揃っていたのに関わらず、アップキープ起動をしなかったことです。神の怒りを引かれなければ勝ちの局面だったので、ほぼ裏目もなく変異エルドラージの能力を構えるのは間違いでした。
今回の結果を受けて、メインを変異エルドラージ3、闇の腹心1にするのはやめて変異エルドラージ4に戻すことに決めました。変異エルドラージはスレイベンの守護者、サリアと同じでこれを引かなければならないマッチアップがあるので、手札にダブって重くなるデメリットを受け入れてでも4枚必要なカードでした。
GP神戸は僕とは違う型の白黒エルドラージの優勝で幕を閉じましたね。気がかりなのは、僕の型のデッキも白黒エルドラージと呼ばれることがあるのですが、メインの速度帯が全く違うので、きちんと名称の使い分けをして欲しいということですね。具体的にはこちらはエルドラージ&タックス、あちらは白黒エルドラージと呼ぶようにして欲しいです。でないと検索がしにくくなるので。ふと思ったのですが、「エルドラージトロン」て不思議な名前ですね。普通デッキ名は「色+部族or特徴的なカードorアーキタイプ」みたいになっていると思うのですが(「白黒ゾンビ」「ティムール・霊気池の驚異」「アブザンアグロ」)、「エルドラージトロン」は「部族+マナ基盤」になっています。思い出してみるとトロンがスタンダードで使えた時も、「砂の殉教者トロン」みたいにあべこべに言われてました。「トロン」は例外的に必ずデッキ名の最後に置くみたいな知られざるルールがあるのかな…
それでは。

5/27 晴れる屋トーナメントセンター 17時モダン 1-2

こんにちは。先週の土曜日に晴れる屋で17時からのモダンの大会に出てきたので、レポートを書きたいと思います。大会参加人数は確かめるのを忘れました。スイスドロー3回戦。使用デッキはエルドラージタックスで、メイン、サイドともに変更はありません。結果は1-2でした。
1回戦 MonoB Midrange ×◯×
相手の方のデッキは、歩行バリスタ、ゲラルフの伝書子、ファイレクシアの抹消者などが採用された黒単のミッドレンジレンジデッキでした。
このマッチアップではゲーム1にあやふやなプレイをしてしまったのがミスでした。中盤まではこちらが攻めていたのですが、相手が手札3枚で土地を置かずクリーチャーも出さずターンを返してきたため、相手の手札にはたくさん除去があることが分かりました。その時相手の場にはタップ状態のファイレクシアの抹消者と他に才気ある霊気体がいて、こちらは次のターンに流刑への道を引きました。ブロッカーを除去してダメージを優先してもよかったのですが、そうすると除去で盤面をきれいにされて抹消者で負けてしまうので、抹消者を除去する方を選びました。その後のターンで才気ある霊気がアタックしてきた時にトリプルブロックしなかったのがミスで、プランを変更し相手の脅威を切らすよう動いたのに、プレイが一貫していませんでした。また、そもそもダメージを優先して才気ある霊気体の方に除去を打った方が良かったかもしれません。
2回戦 MonoW Enchant prison(Enduaring ideal) ◯◯
相手の方のデッキは、睡蓮の花が採用されているのが特徴的な不朽の理想をフィニッシャーとしたロックデッキでした。
このマッチアップではちらつき鬼火が活躍し、相手の攻撃阻害エンチャントを一時的にどかしてくれました。
3回戦 Jund Midrange ××
相手の方のデッキはごく普通のジャンドデッキでした。
このマッチアップでは1ゲーム目でミスをしました。相手の闇の腹心がちらつき鬼火にアタックしてきたところで僕は反射的にブロックしてしまったのですが、もう闇の腹心でカードを引かれていたため、ここは通してダメージレースを検討しても良かったです。


闇の腹心は今回マッチ2で活躍しました。また新たな発見として霊気の薬瓶から出すクリーチャーの選択肢を増やすという意味でもいいカードだと感じました。
今回の結果を受けて、サイドボードのゼンティカーの同盟者、ギデオンを現実を砕くものに変えることにしました。流刑への道を全て抜きたいマッチアップで埋める枠が1枚埋められず、ギデオンはスレイベンの守護者、サリアとの相性が悪く採用したいカードではなかったからです。
今回の大会で印象的だったのは、モダンのGPが開催中だったのに関わらず、17時の部の大会はモダンが一番参加人数が多かったことですね。12時からの晴れる屋杯がモダンだけ終了していたということもあるかもしれませんが、もしかしたらモダンの人気がスタンダードを追い越し始めた兆しかもしれません。以前Channel Fireballの記事でモダンが一番人気のフォーマットと認めた上でスタンダードの問題点を分析するみたいな記事がありましたが、アメリカだけでなく日本でも草の根層にモダンが流行り始めているのかもしれません。構築はモダンをやっている僕的には、一プレイヤーとしては嬉しい一方、シングル買いする層が増え、ますますパックが剥かれなくなると、ウィザーズの売り上げや長期的な意味でのシングル価格などに悪影響があるのではとも思います。
それでは。

5/24 晴れる屋トーナメントセンター 14時モダン 3-0

こんにちは。先週の水曜日に晴れる屋で開催されたモダンの大会に出てきたので、レポートを書きたいと思います。参加者24名(!)のスイスドロー3回戦。使用デッキはエルドラージタックスで、以下の点に変更を施しました。
・スレイベンの守護者、サリアを3→4枚に。前回の反省を受けて。
・変異エルドラージ4→変異エルドラージ3、闇の腹心1に。今まではマナカーブが3マナ域が一番厚く、それがアンバランスに感じたため、2マナ域を増やしたいため変更しました。
1回戦 BGW midrange ◯◯
相手の方のデッキは貴族の教主と包囲サイが入っていたのが特徴的ないわゆるアブザンでした。
1ゲーム目は後手で、相手の土地が1枚に詰まったので、レオニン+幽霊街から土地嵌めして勝ちました。
面白かったのは、相手に土地がなく状況で、こちらにレオニンがいる状況で潮の虚ろの漕ぎ手で
・流刑への道×2
・致命的な一押し
・思考囲い
から何を抜くかという場面です。僕はここで致命的な一押しを抜きましたが、これは間違ってなかったと思います。理由の1点目は潮の虚の漕ぎ手で、相手の手札に複数の除去があった場合は一番範囲が狭い除去を抜くという手筋があること、2点目はアンタップインで白を出せるカードは黒を出せるカードよりも少ないからです。
2本目は1本目とは変わって長期戦になりましたが、最終的には変異エルドラージ+ちらつき鬼火を決めて勝ちました。除去コン相手には変異エルドラージ+変異エルドラージorちらつき鬼火が勝ち筋になることが凄く多いので、意識しておきたいと思います。
2回戦 MonoU taking-turns combo  ×◯◯
相手の方のデッキは1日のやり直しが入っていたのが特徴的ないわゆるエターナルブルーでした。
1ゲーム目は序盤に妨害を行なったもののクルフィックスの指図なしでエクストラターン呪文連打から土地を置かれ続け、1日のやり直しで一気に手札を回復され負けてしまいました。2ゲーム目は土地1バイアルキープから都合が良い引きをして勝ちました。ただ、中盤に潮の虚ろの漕ぎ手でこちらの方が手札が少なくバイアルを貼っていたのもあり1日のやり直しを相手の手札に残すという選択をしたのですが、相手のリソースを削るという方向性とは矛盾しているため、間違っていたかもしれません。3ゲーム目は5枚までマリガンしましたが、良いハンドが引けて勝てました。キープ基準になるのはスレイベンの守護者、サリアと潮の虚ろの漕ぎ手の8枚で少し厳しいのですが、うまくそこらへんをたくさん引けました。
3回戦 RGw aggro(Naya zoo) ◯◯
相手の方のデッキはいわゆる紛争Zooでした。
1ゲーム目は流刑への道+不毛の地の絞殺者で晩飯を捌いて勝ち。2ゲーム目は相手が1ランドキープし、2枚目の土地を引かれず勝ち。反省点は、後から思い返せば相手は1ゲーム目に山と森を場に出していたのですが、それをきちんとメモしておかなかったことです。幽霊街で土地を割った時何が起こるか知るために、この手のことは必ずメモするようにします。紛争ZOOはデッキに山が入っていないこともありうるので、山がなければ一時的に相手の赤マナを切らすことができます。
久しぶりにある程度の規模の大会で3-0できて嬉しかったです。ただ今回はドローに恵まれていたし、もう少し試行数を増やさないとデッキ構成や僕のプレイの評価には繋がらないと思うので、これからも無理せずこの規模の大会に出続けたいと思います。
変更点の印象としては、サリアを4枚にしたのは事故がないわけではないが絶対に必要であると思いました。変異エルドラージを1枚闇の腹心にしたのはまだ様子見ですが、どちらも長期戦で活躍するカードで、変異エルドラージは難題の予見者やちらつき鬼火と組み合わされば強いですが相手のデッキによっては単体では活躍せず、手札に嵩張ると(相手が除去が多いデッキではない限り)重く、一方闇の腹心は単体で仕事をしてくれますがヘイトベアー要素が全くないのが欠点です。
それでは。
#唐突ではありますが、前に記事に書いた縞痕のヴァロルズでお互いの墓地に唯一のクリーチャーであるタルモゴイフを活用した時に乗るカウンターの数の件ですが、晴れる屋のジャッジに聞いたところ、タルモゴイフが墓地にいた時のパワーを参照するようです。

5/14 ドリム仙川店 GPT神戸 1-2

こんにちは。今週の日曜日にドリム仙川店で行われたモダンの大会に参加してきたので、レポートを書きたいと思います。大会参加者は14人で、スイスドロー5回戦+4名での決勝ラウンドでした。参加費は2000円で、参加賞はありませんがショップが飲食店を兼ねているのもあり昼食付きです。僕の使用デッキはエルドラージタックス。メインサイドともに変更なしです。結果は1-2ドロップでした。
1回戦 Gwトロン ×◯◯
相手の方のデッキは流刑への道や大祖始の遺産などが入ったトロンデッキでした。1ゲーム目は後攻で足止めが間に合わず負け。2ゲーム目は覚えていません。3ゲーム目はトロンを揃えられてしまったもののそこから相手のドローが弱くて勝ち。
2回戦 Grトロン ××
相手の方のデッキは紅蓮地獄が入ったトロンデッキでした。1ゲーム目は先手ですが、こちらの初動が闇の腹心で、これがサリアだったらと思わずにはいられませんでした。相手は4ターン目トロン成立でしたが、紅蓮地獄からむちゃくちゃされて負け。
3回戦 UB フェアリー ××
相手の方のデッキは瞬唱の魔導士や喉首狙いが入っているのが特徴的なフェアリーでした。1ゲーム目は中盤までは互角でしたが苦花を2枚置かれたところからじわじわ押されて負け。2ゲーム目は序盤に苦花と最後の望み、リリアナを置かれて負け。このマッチアップの性質が良く分かっていなかったので、サイドボーディングでミスをしてしまっていました。今はこのマッチアップでは受けきりは狙わずこちらがアグロ側に立ってライフを狙うべきだと考えています。
今回の結果を受けて、闇の腹心は抜いてメインサリア4に戻すことにしました。アグロに攻めたいマッチアップではヘイトベアーを引けたかどうかが勝負を決めるから、ヘイトベアーの数を確保しておきたいのと、腹心がデッキに2枚という枚数はメタを読みきっているならまだしも、適当に入れ込んだだけではデッキの安定性を下げるだけと感じたからです。エルドラージタックスはアグロ-ミッドレンジのハイブリッドですが、中途半端に闇の腹心を入れて誤魔化すより、アグロ型-ミッドレンジ型とはっきりさせた方が強そうです。
今回初めて競技レベルの大会に出てきたのですが、空気感みたいなものを体験できたのは良い経験でした。一方で、競技レベルの大会に継続参加する気は起きませんでした。参加者が多いのは確かに良い点だし、対戦相手も強く、刺激的で勉強にもなります。一方で、参加費が学生の僕には高いし、スイスドロー4回戦以上は正直体力的な負担が大きいです。モダンに対する付き合い方として、スイスドロー3回戦くらいの店舗大会に参加して、趣味として楽しむということを続けたいです。ただ、たまに競技レベルの大会に出るのもいつもと違う刺激になって面白いとは思いました。
しみじみと感じたのは、マジックは競技参加する層が支えているんだなあ…ということです。今回、ドリムさんはGPTの告知をSNS上でも店内でもしていないと思うのですが、それでも店舗・イベント検索で探して大会1日前には予約が満員でした。僕がいつも行っているお店の日曜のモダンの大会の参加人数や、ドリムで開催されたものの参加者が僕1名だったドラフト・ウィークエンドの大会の事を考えると、いろいろ考えさせられてしまいます。競技参加する人は、高いお金をかけてベストデッキを作り、高い参加費を毎週末払ってPPTQなどに出ているわけです。そしてそのような大会の方が気軽に出れる大会より参加者が集まりやすい。でも、僕がマジックの事を知らない友達にマジックを勧めるとしたら、競技参加するのがマジックのスタンダードな楽しみ方だとは言いたくないのです。この種の楽しみ方について来れる人は多くないと思いますから。お店や企業にとってはたくさんお金を落としてくれる層がいるからいいのかもしれませんが…
それでは。

5/6 アメニティドリーム新宿店 ドラフト 2-1

こんにちは。先週の土曜日にアメニティドリーム新宿店で開催されたドラフトの大会に参加してきたので、レポートを書きたいと思います。参加人数は6人。このお店のドラフトの大会は人気があって、毎回これくらいかもっとの人数が集まる印象があります。結果は2-1。
まずは使ったデッキから。

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デッキのデキはまあまあ、60〜70点といったところです。レアがなく、無情な狙撃手2枚が命綱。欲を言えばもう1枚くらい無情な狙撃手か呪われた者の王のような瘴気ミイラを2枚以上引くことを肯定できるカードが欲しかったですが、こればかりはしょうがないです。
カード単位の感想。
・有翼の番人は3/3というサイズでは地上も飛行も止まらず、警戒が実質意味を成していないので好きではないのですがサイクリングということで採用。
・新たな信仰はサイクリングコストが有色2マナという時点で他のサイクリングカードより弱いと思いました。
・むら気な召使はこのデッキだとほぼ2マナ2/2になってしまっていましたが、最適化したデッキではないので評価はしないでおきます。
・超常的耐久力はコンバットだけではなく除去へのカウンターとしても使え、コストも1マナなのでドラフトする前より評価は上がりました。
次に、ピックしたけれども使わなかったカード。

*誤って消去してしまいました。

毎回使わなかったかったカードは強さ別に上からA,B,Cの3段階に分けるという練習をしていて、写真では右からB,Cで、緑だけAです。横向き(実際の画像では縦向き)のカードはアーキタイプによって強さが変わるカードです。
荷下しは新たな信仰1枚と入れ替えてメインに入れるべきでした。
カード単位での今の印象。
・ハゾレトの碑については、ディスカードシナジーがあるならもしかしたらデッキに入ることがあるかもしれませんが、今回のデッキには入れませんでした。
・聖なる猫については、カルトーシュなどのオーラや装備品などと合わされば充分使えるカードだと考えています。
ピックについて反省している点は、1パック目の5手目と6手目です。1-1が下家の色を絞るために無情な狙撃手で、そこから黒をピックしていったのですが黒が流れてこなくなり、5〜6手目は緑と白に強力なカードがあるというパックでした。ここで僕は単純なカードの強さ的に活力のカルトーシュをとったのですが、これが間違いで、ここは白のカードを取るべきでした。なぜなら、緑のカードより白のカードの方が単純に強いカードの枚数が多かったからです。7手目でパックが一周し、そこで白のカードが何も取られていなかったのでさすがに白にいったのですが、5〜6手目で下家を白に誘導してしまったのはミスでした。
試合のレポートに移ります。
1回戦 vsWB ◯◯
相手の方のデッキは、イフニルの魔神や疫病吹きが入っていましたが、ややクリーチャーが弱目の白黒でした。1ゲーム目は1ターン目に無情な狙撃手を設置して戦闘を支配して勝ち。2ゲーム目は相手のレアに対して都合よく解答を引けて勝ち。この試合で学んだのは、当たり前のことなのですが、絆魂を持つクリーチャーとのダメージレースで、絆魂はダメージレースではパワーの2倍分の価値があるため、相打ちを取るようにクリーチャーを立たせて置かなければならないということです。試合後のお話で生贄シナジーはサクられるカードはサクるカード2枚につき1枚くらいが丁度よいのでは、というのも参考になりました。
2回戦 vsUG多色 ◯××
相手の方のデッキは、ルクサの恵みや熱烈の神、ハゾレトなどが入った多色デッキでした。1ゲーム目は相手がマナフラしたため押し切って勝ち。2ゲーム目はこちらがなんとか受け切れたかといったところで計算外のカルトーシュで+1/+1修正されて負け。3ゲーム目は相手ダブマリなものの、ルクサの恵みを貼られてから沈下大胆でライフを戻され、ハゾレトを出されて負けました。
3回戦 vsUG ×◯◯
相手の方のデッキは、多面相の侍臣やドレイクの安息地などが入った青緑でした。試合についてはよく覚えていないのですが、相手は色的に除去が薄く、また格闘除去に対してはこちらもコンバットトリックで対応出来るので無情な狙撃手が回りだすとこちらが一方的に有利になりました。

この環境をやっていてある意味びっくりしているのは、僕のカードの評価が意外と実戦とずれていないということですね。今の所のこの環境の印象は、
・地上は3/3サイズの潰し合い。カルトーシュや装備品、督励などでパワー4までは簡単に出る。逆にパワー5は簡単には出せないため、パワー5/タフネス5以上のクリーチャーは一つ上のランクのサイズという印象。
・飛行はパワー3が基準だが、パワー4は簡単には出せない。
・不朽を持つクリーチャーはパワー2以上はあるのが普通なので、不朽を持たない2マナ2/2を使うには何かしらで正当化する必要がある。
他に付け加えることがあるとしたら、レアやアンコモンにデッキを作りたくなるカードが多いということですね。正直霊気紛争のドラフトよりずっと面白くて、もっとたくさんドラフトをしてみたいですね。
それでは。