11/2 晴れる屋19時ドラフト 2-1

こんにちは。一昨日晴れる屋のドラフトの大会に参加してきたので、レポートを書きたいと思います。

平日夜の晴れる屋はあまり行ったことがなかったのですが、勤め帰りの方が多かった印象です。混み具合はそこそこという感じ。店舗が広いので過ごしやすかったです。

さてドラフトですが、前回はデッキにコンセプトがなかった事と上家と下家を意識できなかったことが問題だったので、そこを意識して望みました。

まずドラフトについて。人数は9人。初手「空中対応員」で、2手目に上家がコモンピックで「慮外な押収」が流れてきました。流石に2手目ということもありこれをピックし、「当然の結論」と「霊気装置の展示」を流しました。その後は白を中心にピックしましたが、4〜5手目くらいで「ヒレナガ空鯨」と「霊気装置の展示」で鯨を取って展示を流しました。黒のカードはたくさん流していたので下家には黒をやってもらうつもりでしたが、結果的に展示を2枚流したことで下家を白にも誘導してしまったようです。下家は黒白でした。

その後は白のカードは順調にピックできたので白はほぼ確定。ただ青が鯨と押収しか取れず、2パック目以降で補色を決める方針でした。かなり安く「鼓舞する突撃」を取れたので、白含みのトークンビートダウンを本線に考えていました。

2パック目はあまり覚えていませんが、3手目くらいで「飛行魔導士」というデッキにかみ合ったアンコモンを取れ、青に心中する覚悟を決めました。その後もカードが順調に取れ、3パック目を前にしてほぼデッキができてしまう展開に。

3パック目を開けて出たレアは「密輸人の回転翼機」!そのパックで2枚目の「鼓舞する突撃」も一周して取れ、個人的には満足の行く青白トークンデッキが完成。

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使わなかったカード。

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ただし蓋を開けてみると、なんと上家も白青。ただその方はコントロール気味のピックをしていたため、釣り合いがとれていたようです。白は連続3人かぶりましたが今回のドラフトでは白が過剰に出たみたいですね。ちなみに、上家は初手「慮外な押収」流して「歯車襲いの海蛇」をとったそうです。総括すればまだまだドラフトは下手です。まあ今回は多少は上下考えられましたが…

次にデッキ構築についてですが、スペルが4マナ以上に偏っていて、テンポ負けしやすいように感じたので、後手の時は「誤動作」2枚を「抜き取り検査」に変えた方が良かったですね。「空渦鷹」でなく「砦のマストドン」を使っているのは、青白は盤面を支える力が弱いので、高タフネスクリーチャーが欲しかったからです。「領事の盾護員」も同じ理由で採用しています。緑白のような盤面がかたまりやすいデッキでは鷹の方が良いと思います。

(続く)

 

10/30 アメニティドリーム新宿店 モダン 2-1

こんにちは。先週の日曜日もアメニティドリーム新宿店でモダンの大会に参加してきたので、レポートを書きたいと思います。

その前に、フロンティアのことについて少し。僕は30日のモダン大会は晴れる屋のフロンティアチャレンジカップと被っていたので、あまり人が来ないかと思っていました。結果は僕含めいつも店に来る人4人と1人で5人。正直予想より多かったのでびっくりしました。ちなみに、前日にアメニティドリーム新宿店で初めてのフロンティア大会が行われたのですが、店員さんに聞いてみるとそこでの参加者は8人。ただしフロンティアチャレンジカップの練習という側面もあったと思うので少し下駄を履いた数字かとは思います。

僕は正直フロンティアがモダンを脅かす存在になるのではと恐れていた所もあったのですが今の所その兆候は見られず。どっちかといえばフロンティアはここ最近のスタンダードをやっていたが辞めて他のフォーマットに移ったりmtgそのものを辞めたが、「スタンダード」的な性質を持つフォーマットをやりたい人がやっている印象です。だからこそフロンティアチャレンジカップのトップ8インタビューで神決定戦という大規模競技イベントの開催を求める声が多かったのでしょう。対して禁止カードを求める声は瀧村プロ1人に止まりました。競技重視&ローテーションか、禁止カードか、まさしくフォーマットの性質を決める決断を誰かが下さねばならないと思います。それを誰がするか、もポイントですね。

すっかり長くなってしまいました。ところで、アメニティドリーム新宿店ではこれからもフロンティアの大会が定期的に開催されるらしいです。

さて大会レポートです。使用デッキは最近使ってなかったアドグレイスです。

一回戦 バーン ⚪︎⚪︎

1戦目は後手ですが相手にクリーチャーのクロックがなく間に合って勝利。2戦目は相手にアーティファクト・エンチャント破壊を入れられるもたまたま1枚だけ残した否定の契約で磨耗損耗をカウンターして勝利。メインはクリーチャーのクロック、特に大歓楽は厳しいが普通に回ってくれれば相性は良いですね。サイド後はメインサイドともに相性が近づきますがメイン勝てれば先後のどちらかでこちらのサイドプランが嵌れば勝てる感じです。

2回戦 ジェスカイ新たな造形&向こう見ずな実験コンボ ⚪︎⚪︎

1戦目は後手で相手の造形を否定の契約でカウンターしてからコンボを決めて勝利。2戦目は相手の石のような静寂を想定して入れた残響する真実が偉くて勝ち。

相手は荒廃鋼の巨像をフィニッシャーにしている関係上あまり相性が良くない。相手の方のデッキが煮詰まっていなかったのが幸いしたか。

3回戦 アブザン呪禁グッドスタッフ ××

1戦目は最後までコンボパーツが揃わず負け。2戦目は序盤に土地1睡蓮ドローカードたくさんをキープ。ただドローでコンボパーツを探さなければいけない関係上土地を探せず土地が伸びない展開。相手のアーティファクト・エンチャント破壊に苦しめられやっと決まるかという直前のターンに包囲サイのライフルーズを嗜みで防げず負け。無念。

アドグレイスは簡単に勝てるマッチと同じくらい簡単に負けるマッチがある…。どのデッキでもそうだと言えばそうなのだけど。ただサイドプランの勘を取り戻せた感じで良かったです。

それでは〜

 

フロンティアに望むこと

こんにちは。今日は、晴れる屋さんとBigmagicさんが始めようとしているフォーマットである「フロンティア」について、一プレイヤーとして意見を書きたいと思います。

まず、フロンティアというフォーマットについて。フロンティアとはmagic2015からカラデシュまでの全てのカードが使えるフォーマットであり、禁止カードやローテーションは今の所ありません。wotcが正式にサポートしているフォーマットではないのでgpやptなどの大規模なイベントが開催される予定も今の所はありません。実施店舗は晴れる屋さんとBigmagicさんだけではなく、様々な店舗で広がっているようです。

さて、話を自分自身のことに戻すと、僕は今の所フロンティアに参入する気はありません。その理由は大まかに2つあります。

1つめは、フォーマット独自の魅力というものがまだ見えないからです。例えば、レガシーというフォーマットを考えてみましょう。レガシーの大会に、モダンやスタンダードのデッキを持ち込むことは原理的には可能ですが、そんなことをする人はあまりいないでしょう。なぜなら、レガシーをするのはただレガシーというフォーマットに参加したいからだけではなくて、レガシーでしか使えないカードや戦略を使いたいからです。

今の所フロンティアには、スタンダードのデッキの焼き直しやモダンのデッキの劣化版以上の何かがあるかはまだわかりません。もちろんそれだけでもノスタルジーやデッキビルダー的な楽しみとしてはいいと思いますが、長く続くフォーマットとしてはそれ以上の何かが必要だと思います。

2つめは、フォーマットの維持に必要なサポートがきちんとされるかどうかが不安だからです。スタンダードは唯一禁止や制限がないフォーマットですが、それは偶然ではなくカード開発部がテストプレイを重ねて調整しているからです。フロンティアがこれからもカードの枚数で拡大を続けていくなら、禁止や制限は絶対に必要だと思いますがそれを誰が、どのような基準で行うかがまだ分かりません。

また、フォーマット制定の一因となったモダンやレガシーでカードの価格が高騰し、入手が困難になっていることというのは長い目で見ればフロンティアにも当てはまることだと思います。なぜなら、フェッチランドやファストランドはモダンやレガシーで使えるので、確実にこれから高騰していきます。それがフロンティアには含まれているからです。ではフロンティアもスタンダードと同じくローテーションすることでカードの高騰を回避するのか。そこもまだ分からないのです。

以上から、僭越ながら提言すると、晴れる屋さんとBigmagicさんにはフロンティアをやっているプレイヤーとコミュニケーションをしっかりとり、それを透明性がある形でフィードバックして欲しいと思います。多くのプレイヤーが求めているのは今だけ楽しめるだけのフォーマットではなく、長く楽しめて飽きずに経験が蓄積できるフォーマットだと思います。そこを忘れて欲しくないと思います。

やらない人が言ってもしょうがないかと思いましたが、フロンティアによってmagicが盛り上がればとてもいいことだと思います。フロンティアというフォーマットにこの記事が何らかの形で寄与できれば幸いです。

それでは〜

アメニティドリーム新宿 モダン 10/16 3-0優勝

こんにちは。今週の日曜日にアメニティドリーム新宿店のモダンの大会に出てきたのでレポートを書きたいと思います。

大会は12時50分くらいに受付開始で13時に締め切りで、参加費500円です。最近は人がだいぶ来るようになったのか、今回は11人での大会でした。初めてのモダンや初めての大会という人が来ることも多いです。全員に賞品が出て、モダンで使えるカードを順位取りしていきます。ショックランドが景品になることが多いです。

今回もデッキはエルドラージタックスです。

一回戦 Wrエンチャントプリズン ○○

相手はエンチャントでこちらを締め上げてくるデッキ。ですがこちらはコンボデッキではないため攻撃抑制系以外は劇的に刺さるというエンチャントはありません。1戦目は血染めを貼られましたが流刑への道を自分のクリーチャーに打つなどして回復して勝利。2戦目も相手があまり亡霊の牢獄や安全の領域を引かなかったため勝ちました。相手はいわゆるローグデッキなので、勝ててよかったです。

二回戦 URGeldrazi ○○

エルドラージ対決。相手の方のデッキは猿人の指導霊まで入れていて、マナ域が後ろに寄っていそうなため不利な相手です。1戦目は空中生成エルドラージと現実を砕くもので序盤に攻め立てられるも相手は後続を引かず、こちらは変異エルドラージで相手の現実を砕くものを、不毛の地の絞殺者で空中生成エルドラージを押さえ込んでダメージレースを制して勝利。2戦目は相手が先手で5枚までマリガン。しかし相手に2ターン目空中生成エルドラージ、3ターン目現実を砕くものと展開されるもこちらも重いところをサイドインしていたのもあって引き込めたので5ターン目にはこちらが盤面を取り戻して押し切りました。

三回戦 バーン ○○

1戦目は相手が後手1マリ。こちらはパスを2枚引き込めたので相手の溶岩使いと大歓楽の幻霊を追放し、その後好守を入れ替えられて勝ち。相手は少し土地を引きすぎていたようです。2戦目は後手だがこちらが1ターン目バイアル2ターン目難題というハンドを引き込めて勝ち。

というわけで3-0。この大会で一度もマリガンしなかったりとツキにも恵まれていました。とはいえエルドラージタックスで3-0できたのは嬉しいです。戦闘が大事なデッキなのでリミテッドで腕を磨けばこのデッキも上手くプレイできると思うので、これからはリミテッドにも力を入れていきたいと思いました。

それでは〜

晴れる屋モダン 10/8 17時の部 2-1&アメニティドリーム新宿店 カラデシュドラフト 10/15 2-1

こんにちは。先々週と先週の土日はマジック三昧という感じだったので、レポートを書きたいと思います。

その前に一つ。プロツアー「カラデシュ」で、八十岡翔太選手が優勝されましたね!僕は八十岡選手のファンで、特にマジックプレイヤー選手権2012のフィンケル選手との対戦は何度見直したか分からないくらい見ているのですが、優勝されて本当に嬉しいです。八十岡選手の対戦を見ていると相手が下手というよりは八十岡選手が上手すぎるんだなあと思うことが多いのですが、今回も特に決勝でのコントロールミラーは八十岡選手のプレイの上手さが際立った試合だったように感じます。本当におめでとうごさいます。

さて、話を戻して、先週の晴れる屋でのモダンの大会に話を戻します。参加人数は忘れましたが、休日の晴れる屋は本当にたくさんの人がいて、平日と比べると気温が大分違うような気さえします。使用デッキはエルドラージタックスで、結果が2-1でした。かなり省略して書きます。

一回戦 スリヴァ― ○○

二回戦 ドレッジ ×○○

メインは順当に負け、サイド後は三枚入れた安らかなる眠りをワンマリでどちらも引けて勝利。ただし特定のサイドカードを引くか引かないかだけにゲームを還元してしまうのは良くなくて、引かなくてもキープできるハンドはどのようなものかまで考えないと勝率を上げることはできないと思うので、そこはこれからの課題としたいと思います。基本的にドレッジは動き自体はミッドレンジデッキのように見受けられるので、ハンデスで初動を止められれば止めることと、相手は毎ターンカードを複数枚引けるようなもので、長引けばこちらが不利になるのは明白なので、こちらがビートダウン側ということを忘れずダメージレースを挑むことが大事かなと思いました。

三回戦 親和 ×○×

一戦目は相手の展開の速さについていけず負け。二戦目はちらつき鬼火と変異エルドラージのブリンクが電結の荒廃者に刺さって勝利。三戦目は序盤のプレイミスで7つ毒をくらうもその後を凌ぎましたが、相手に四枚墨蛾の生息地を引かれて毒死。ただし長いマッチで、プレイスキルの差が出てしまったと思います。一戦目はほぼ無理ですがこちらはサイドから2枚の石のような静寂と2枚の妄信的迫害が入り序盤を一気に捌けるようになるので、サイド後の相性はそんなに悪くないと感じました。エルフと親和は序盤の展開力は同じでも中盤以降のトップデッキがエルフほど親和は強くないので、一度捌いたらやりやすい相手のような気がします。

さて先週の土曜日はアメニティドリーム新宿店で人生初ドラフト。参加人数は9人でした。シミュレータで練習はしていたのですがドキドキでした。

1パック目は初手「慮外な押収」から青に行って、7手目くらい?で「短命」が流れてきたので黒に参入。その後は黒のカードはたくさん流れてくるのですが青は流れて来ず、結果的に除去はたくさんあるがフィニッシャーがいない青黒コンができてしまいました。

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一回戦 赤白 ×○○

一戦目はこちらマナトラブルでダブマリからの相手2ターン目コプターで瞬殺。二戦目はコントロールしきったあとなんとかこちらの細かいクリーチャーでペチペチ殴って勝利。三戦目はこちらが盤面を掌握したあとおたがいに土地しか引かないターンが続き決めきれず、時間切れが迫ったところで相手が投了してくれました。

二回戦 白 ○×○

一戦目はこちらコントロールしきってぺちぺちなぐる展開に。二戦目は相手のクリーチャーの密度が高く負け。三戦目がこちらもコントロールしきるがなかなか決めきれず、時間切れ延長入ったところでなんとか総攻撃かけて勝利。

三回戦 青黒 ×○×

一戦目はこちらがこちらが序盤をさばいて攻めに転ずるもそこから相手がアドバンテージを得てもう一度攻守が入れ替わって結局ダメージレースで負け。二戦目は相手が土地2枚で止まって勝ち。三戦目は相手の引きの濃度が高くて負け。

こちらのデッキは除去が強いがクリーチャーの質では大分劣っているデッキで、フィニッシャーがいないというのが一番の問題だったように思います。三回戦の一本目もこちらにフィニッシャーがいればもっと早く決めきれて攻守が入れ替わることも無かったように思います。またクリーチャーは弱いのでクリーチャーだけ引くと押しつぶされるという弱点も抱えています。今回は2-1できましたが、1-2デッキだったと思います。

プロツアーでプロのドラフトを見ていると、やはり単なる23枚ではなくデッキに方向性を持たせてちゃんとしたデッキの形になるようにカードをピックしているので、今回はそこができていなかったのが問題だと思いました。

それと、ドラフト時に、自分の事しか考えず上下が何をやっているかまで気にすることができなかったので、次からはドラフトの記事などを読んでどう上下を気にすればいいのかを知り、実践しながらドラフトしたいと思いました。

それでは~

 

晴れる屋モダン大会 10/6 14時 1-1-1

こんにちは。今月の6日に晴れる屋でモダンの大会に参加して来たので、レポートを書きたいと思います。使用デッキはエルドラージタックスです。

6日の大会は平日の昼間でしたが、予定と予定の間で時間が空いたため行くことにしました。平日の晴れる屋は休日と比べて当たり前ではありますが人が少なかったです。僕はあまり人がいっぱいいるのは好きではないので、平日の方が快適でした。大会は参加者10人で、結果から書くと1-1-1でした。

一回戦 vs Abzan Company ×○×

一戦目は相手が先手でダブルマリガン。こちらは7枚キープ出来たため、レオニンの裁き人2体でリソースの少ない相手を締め上げるプランでしたが、土地を置かれ続けられうまくいかず。その後相手の「テューンの大天使」が場に出て、これを除去ができず「変異エルドラージ」で何とか応戦しようとしましたが、相手にさらに「ガヴォ二―の居住区」まで置かれてしまい、相手のクリーチャーだけのサイズがどんどん大きくなっていって負け。「族霊の精霊、アナフェンザ」の能力が天使をブリンクするたびに誘発するのも地味にきつかったです。

二戦目は相手があまり単体でのカードパワーが高いカードを引かず、三体展開されたマナクリを「妄信的迫害」で流し、「テューンの大天使」をこちらの「難題の予見者」が抜くという展開に。なんとか相手に逆転される前に「難題の予見者」と数体のクリーチャーでのビートダウンを完遂して勝利。

三戦目は一戦目と違いこちらも「難題の予見者」などのカードパワーが高いカードを引き、一戦目よりはいい勝負ができましたが相手の「クルフィックスの狩猟者」の除去ができなかったのが響いて相手にリソース差を広げられて負け。「難題の予見者」でアタックにいけるところでいかなかったりすでに2枚ある相手の「ガヴォ二―の居住区」に対して「幽霊街」を使ってしまったりと、いろいろミスをしたのも響きました。

「難題の予見者」というカードの難しさを感じました。アタックして相うちにとられると相手にカードを引かせてしまうので、ついつい大切にしがちなのですが、それにもかかわらずアタックした方がいい盤面というのがあって、戦闘が複雑化しますね。これに関してははっきりしたことはまだ言えないので、これからも考えていきたいです。

二回戦 vs UGrb Scapeshift ○×○

一戦目は後手1マリで土地1バイアルキープ。しかし後手2ターン目までスクライを含めても土地が引けず相手にマナ加速を許してしまい負けたかと思いましたが、相手が一枚しかスケシをもっていなかったのでそれを潮の虚ろの漕ぎ手で抜いてから何とかまくって勝ちました。ポイントは「ちらつき鬼火」で、これをバイアルを使って相手のアップキープに出し、相手の土地のうち4色目のマナを持つ土地を追放してしまえば相手は白日の下にを打って勝つことはできなくなります。

二戦目は相手がコンボパーツがたくさんある手札をキープ。こちらがビートしきる前に相手のコンボが間に合って負けました。この試合でも「ちらつき鬼火」の使い方がポイントで、ぼくはこれと不毛の地の絞殺者を合わせて「石の雨」として使ったのですが、もしかしたらバイアルを用いて相手のスケシに合わせて使ってコンボ自体を立ち消えさせる方針でいったほうが良かったかもしれません。

三戦目はこちらがブレントンの炉の世話人、潮の虚ろの漕ぎ手、難題の予見者、変異エルドラージと展開して勝利しました。

三戦目を終わった後の感想戦で、相手の方が三戦目に手札に土地があるのにセットしなかった理由を教えてくれたのが印象に残りました。幽霊街が相手の基本土地が切れると露天鉱床として機能するのでそれをケアしたということでした。たしかにスケシには4色目の基本土地は一枚しか入っていないのが普通だったなと言われて思い出しました(汗)。次にスケシと戦うときには覚えておきたいプレイですね。

三回戦 vs Merfork ×○‐

一戦目はお互いにクリーチャーを展開しあう難しい勝負でしたが、相手に序盤に貼られた広がりゆく海が最後まで足を引っ張って負け。ただし、アトランティスの王がいると相手のマーフォークがアンブロッカブルになるのを忘れていたり、少し戦闘でてまどったりしたので、勝てていた可能性はありました。

二戦目はこちらが2ターン目に難題の予見者を出す展開で押し切って勝ち。

三戦目は最序盤はこちらが押していましたが相手に波使いを出されると形成逆転。実は幽霊街とレオニンで相手の土地を壊せるチャンスはあったのでそれをしていたら全く違っていたのですが、変わり谷用にとっておいたのが裏目に。その後相手のアタックに対してこちらは自分の広がりゆく海がついた土地を幽霊街で割るというプレイによってブロックで相手のクリーチャーのほとんどを打ち取り、再び勝ちになりましたがそこで時間が切れました。その後延長で正しくプレイしていれば勝てましたがギャラリーが集まってきたのに緊張してしまってプレイがおかしくなって引き分けという結果になりました。

お互いに同速くらいで除去が少ないので、バイアルでのインスタントタイミングでのクリーチャー展開と合わせて盤面が複雑化しやすいマッチアップでした。ただこちらの方がハンデスクリーチャーによって相手の手札を確認しやすい分プレイしやすいと思います。

賞品はもらえなかったですが、おみやげとして買った「カラデシュ」1パックの開封結果を晒します。

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密輸人の回転翼機がでました(画像にないのは売ってしまったため)。ドラフトを始めてみようと思い最近シミュレータで練習をしているのですが、練習の一環としてこれからはパックを開けたら写真に撮って最初のピックを考えるようにしました。このパックなら回転翼機でほぼ決まりだと思います。

それでは~

カラデシュプレリリース アメニティドリーム新宿 3-0

こんにちは。今日アメニティドリーム新宿店で前半の部のプレリに参加して来たのでレポートを書きたいと思います。

結論から言うと、とても楽しかったです!ただし、以前にプレリがつまらなかったみたいな記事を書いた覚えがありますが、その時となにか心境の変化があったのかというと特にありません。ただ前につまらなかった要因を今回は消すようにしただけです。

以前つまらなかった原因はやはり見たことのないカードが多すぎたというのがあります。なので、今回はプレリに出ると決めてから一週間シールドのシミュレータで練習することにしました。何回かデッキを作ってみるとだいたいカードの効果が暗記できますし、セットに含まれるカード総数自体は多くてもよく見るのはコモンなので一色に2桁ないくらいずつ覚えればだいたいカードを覚えたことになります。

その上で、コモン・アンコモンのカードの強さを知りたいと思いました。なので、チャネルファイアボールのサイトにあるLSVのカードレビュー記事を参考にしました。晴れる屋でも同様の記事が上がっていましたが、公開のタイミングが金曜日で各カードの解説まではしていないので、チャネルの記事の方がずっと丁寧だと思います。英語が読めなくてもLSVは各カードについて数字で評価をしてくれているので、それをざっと読むだけでも参考になると思います。

そのうえで公式のカラデシュプレリリースの告知記事に貼ってあったリンク(英語記事)や、チャネルのサイトにてPVがあげていたカラデシュのシールド環境に対する考察記事などを読みました。そこまでしてやっとプレリが楽しみ!と思えました。これは僕個人の性格的なことが大きいのかも知れませんが、プレリに出ても新しいカードに圧倒されちゃう、という思いをもっている人はこれくらいやってみるといいかもしれないです。ただ僕がこれだけやれたのは正直英語が読めたからというのが大きいので、日本語でももっと記事が増えたらいいと思います。

僕個人としては、「カラデシュ」というセットに対する評価はとても高いです!やはりinventionsがいいですね。パックを剥く楽しみが増えますし、使っても、使われても盛り上がります。「エネルギー・カウンター」というシステムも自己完結しているクリーチャーが多くていい感じですし、基本土地は美しく、さらに確実にモダン級である土地のレア(対抗色fastlands)も入っています。masterpiecesはこれからもできるだけ続けてほしいと思います。

さて話を大会の方に戻して、今回組み上げたデッキはこれです!

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シミュレータによる練習でもこんなに強いデッキをくみ上げられたことは無かったというくらい強いデッキが組めました。店員さんにも「デッキ強すぎ」と言われました(笑)。試合は一戦目青緑、二戦目白緑、三戦目も白緑で、緑がとても強い環境だと感じました。試合は基本の通り地上を止めて飛行で殴るという感じでした。白緑同型ではやはり飛行を巡る戦いになるので毎回「自然の流儀」と「永存確約」を抜いて「撃墜」を二枚サイドインしていました。少し低マナ域が少ないかなと思って、「水辺の虎」の代わりに「格納庫の整備士」を入れたのですが、もしかしたら相手によっては「水辺の虎」をサイドインしてもよかったと思います。そもそも「水辺の虎」メインでもよかったかもしれないですが、低マナ域に優秀なクリーチャーが多く「アタックすることで大きくなる」クリーチャ―が多い=早い環境、そして実際みなさんダイス勝ったら先手をとっていたということを考えるとこれで正解だったのかも知れません。

この環境について気付いたことを書きます。

・エンチャントによる除去(特権剥奪、誤動作)の弱さ

この環境はメインからアーティファクト、エンチャント除去が積まれることが多いので信頼性が薄いうえに、クリーチャーをブリンクするカードも多く存在し容易に対処されてしまうので除去としての信頼性は低いと思いました(特に白相手)。「格納庫の整備士」は序盤は2マナ2/2として、終盤に引いても相手の除去エンチャントが付いたクリーチャーを戻したり、膠着した盤面で自軍クリーチャーのCIPを再利用しアドを稼いだりしてとても強いクリーチャーだと感じました。

・色の強弱

サイズが一回りも違いコモンに優秀なクリーチャーが多い緑が最強で、除去がエンチャントに寄っていてコモンクリーチャーの質が悪い青が最弱、とは思ったのですが赤、白、黒がどういう順番で来るかは議論があるところだと思いました。白は緑と並んでクリーチャーがそこそこ優秀で除去もまあまあ。赤は除去が非常に優秀ですがクリーチャーが非常に前のめりでバランスが悪い。黒は除去も優秀、アドバンテージも取りやすいがクリーチャーがアーティファクトシナジーに寄っています。今日は黒をあまり見かけなかったのですが、それはもしかしたらぱっと見アーティファクトをコントロールしていないと水準以下のカードが多かったからかもしれません。黒は「製造」を持つクリーチャーが軒並み優秀で、ぱっと見よりずっとアーティファクトシナジーを生かせると思うので、研究が進むにつれて見直されると思います。

続いて使ったカードの感想。

・多用途な逸品

間違いなく強いカードだとは思うのですが、正直取れる選択肢が多すぎてどうしたらいいのか迷うことも多かったです。

・火と氷の剣

Godですけど、「断片化」で割られたり「サヒーリの芸術」でコピーされたりと大変でした。ここら辺のバランス調整はWizardsさすがという感じですね。

・ピーマの先導

ダブルシンボルが結構きつかったです。そして何気に工匠。

・たなびき織りの天使

実は青の「ヒレナガ空鯨」とは相打ちになってしまいます。白対決ではむっちゃ強かった。

使われたカードの感想。

・新緑の機械巨人

お互いの盤面にクリーチャーが並んでいるときに出されると、「ガヴォ二―の居住区」よろしく出した方が一気に有利になるので、そういう意味ではリミテッド向きのカードだと思います。構築だと自分にカウンターを載せる動きがすごく弱いので除去が多い環境では使われないのでは。

・密輸人の回転翼機

2ターン目これから3ターン目に光袖会の職工製造してアタックという動きがものすごく強かったです。少なくともスタンでは使われると思います。飛行三点クロックがすごいライフを持っていけるので。

・サヒーリの芸術

シールドでは入れ得だと思います。

さて、得して勝てて大満足のプレリでした。次の「霊気紛争」の時もプレリには出たいと思ったので、今回の教訓を忘れずきちんと準備してからプレリに行くことにします。次はどんなinventionsがセットに入るのか、今から楽しみです。

それでは~