10/26 ボードゲーム会

カタン
1回戦 1番手S 2番手O 3番手M
勝利 S
いち早く都市化に成功したOが一歩抜け出す展開に。SとMが資源をやりくりしながら追い上げる。Oのチャンスカードの引きが芳しくなく、最大騎士力が取れない展開だったので、Sが騎士賞と街道建設から道賞でまくって勝ち。
2回戦 1番手M 2番手S 3番手O
資材の配置、出目共に偏ったセットアップに。3軒目で2:1貿易を確保し抜け出したSが、4軒目に5,9,10の交点を確保し、道賞を最後まで保持して勝ち切る。
このゲームの反省点としては、5軒目の家は8,5の交点よりも3:1港5の点に建設した方が良かった。また、席主が、独占で奪った資材を港を持っている下位プレイヤーに流すプレイを教えてくれて、参考になった。
ダイスフォージ
初プレイ。ゲームの大まかな流れとしては、出目が取り外しできて変えられるダイスを用い、ダイスの出目によって資源を確保。その資源を用いてダイスの出目を(交換することによって)強化したり、勝利点を確保する。
資源は3種類あって、お金、太陽のかけら、月のかけら。お金は最も溜まりやすく、ダイスの出目を強化するために用いるが、勝利点獲得には結びつかず、終盤腐りがち。太陽と月のかけらはダイスの出目以外での生産力強化(振る数を増やすなど)、及び勝利点獲得と結びついている。
プレイヤーインタラクションが少ないが、その分サクサク進む、リソースマネジメントゲームという感じ。自分の戦略に沿ってどんどんダイスを強化していくのが創造性を刺激されて、とても面白かった。なにより、ダイスを強化するというのは独創的で、そのアイデアをよくゲームとしてここまでの完成度でまとめたなあと思う。
まだまだプレイ回数が少ないのでなんとも言えないが、2回プレイして、全員が2回目のプレイで30〜40点近く高い点数になっていた。研究できる要素は多そう。
だいたいの戦略としては、序盤はひたすらダイスを強化する。持てるリソースの数を増やすことができる勝利点と、終盤お金を勝利点に変換できるカードは確保すること。あとは、勝利点の中に獲得した時にリソースを増やせるカードがあるので、それをひたすら買い込む。
持てるリソースの範囲内で、ダイスをどのように強化していくのが一番効率が良いか、どんな勝利点カードを買うかなど、細かい選択肢が多く、飽きない。
ウィングスパン
初プレイ。「鳥」をテーマにしたゲームで、鳥カードを用いて盤面を構築していく。この鳥カードが素晴らしく、イラストや、豆知識が書いてあって、見るだけでもあきない。他のコンポーネントも巣箱やエサなど現実を模しており、素晴らしい。
ただ、この手のテーマ重視のゲームは作り手がゲームそのものに関心がなく、あくまで自分の好きなことを知ってもらう手段としてゲームを考えていることが多く、ゲーム好きとしては敬遠してしまうことも多い。その点、このゲームはゲームシステムがしっかりしており、さすがエキスパートゲーム大賞といったところか。
基本的には自分のボード上に鳥カードを出すことで生産力を上げていくゲーム。鳥ごとに特殊能力があり、芸術点的なものも含めて、どのように自分のボードを構築していくがが求められるゲームだと感じた。


前のゲーム会の時も軽ゲーの話をしたが、最近、軽ゲーってなんだろうと思い始めて来た。プレイ時間が短いという意味であっても、頭をとても使うゲームならば、実際は重ゲーと大差がないと思う。頭を使わずにできても、その頭を使わないというのは戦略的、論理的思考をしないという意味で、言語能力は結構求められたりする。
「貴重なゲーム会なのだから、休んでいる間もゲームしたい」とは考えず、普通に休憩を入れるくらいでも良いように最近は考えている。
それでは。