晴れる屋モダン杯 6/19 優勝

こんにちは。6月19日に開催された晴れる屋モダン杯に参加したので、レポートを書きたいと思います。使用デッキはタイタン・スケープシフト。先に結果を書くと5-0-1で望外の優勝という成績を収めることができました。

一回戦 ジェスカイコントロール ○○

一戦目は後手で、相手が4ターン目にナヒリを出してきたので返しにスケシを打って勝ちました。ダブルマリガンだったのですが、ランパン呪文がない手札をしっかりマリガンできたのが勝ちにつながりました。二戦目も後手で、長い勝負になったのですがこちらは必ずマナ漏出をケアするように動いた結果、相手のカウンターが先に尽きてタイタンが通ってヴァラクートをサーチしてきて最後はヴァラクートの火力で勝ちました。

相手の方はサイドから塵への崩壊を3枚入れていたらしく、引かれなかったのは運がよかったというしかありません。ただし塵への崩壊をケアすると土地が伸びなくなってしまうのでなかなかケアしにくいということもあると思います。ジェスカイコントロールはナヒリが入っている型とそうではない型の2種類があるのですが、ナヒリが入っている型は別としてそうではない型は後手をとったほうが良いのではないかと感じていて、今度試してみます。サイドの難問の鎮め屋は今回手札に来たのですが仕事をしなかったので(風景の変容を引かなかった)、それに代えて次回は塵への崩壊をされてもなお勝ち筋を残せるスラーンを入れてみたいと思います。

二戦目 URストーム ○○

フィーチャーマッチでした。

一戦目は後手でしたが、大祖始の遺産を引けたので相手のキルターンが遅れて風景の変容で勝ちました。二戦目も大祖始の遺産を引けたのですが、相手に血染めの月を貼られてしまいました。ただしこちらは緑マナの確保ができていたのでそこまで影響はなく、血染めを逆手にとって業火のタイタンで殴りきって勝ちました。

どちらも遺産が引けたのはとても運がよかったというしかありません。ただし、いくつかミスを犯していて、まず一つ目は二戦目で相手の手練を遺産の起動型能力で追放できるタイミングがあったのに起動せず、相手にフェッチランドを使われ代わりにそれが追放されてしまったこと、二つ目は二戦目で最終的に自然の要求を2枚引いたのですが、相手は血染めと昇天(カウンターなし)の2枚を貼っていて、特にどちらも破壊する必要を感じなかったので破壊しませんでしたが、相手ターンに昇天に二個目のカウンターが乗る効果にスタックして自然の要求を使うと、その分ストームを稼がれてしまうので、自分のターンに昇天を割っておいた方が良かったかもしれないということ。三つ目は自分の場にレリックがあり、相手の場には血染め、自分の土地は6枚(内森1)、相手に土地は3枚(島島山)あって、自分の手札は自然の要求、召喚士の契約×2、業火のタイタンという内容で、僕は召喚士の契約から桜族の長老をサーチし7マナ(レリックの1マナを立てながら業火のタイタンが出せる)と二つ目の緑マナにアクセスしてから業火のタイタンを出すプランをとったのですが、正しかったかは分かりません。

三戦目 ティムールミッドレンジ ○○

一戦目は後手で、相手の方のフェッチランドの切り方から土地が少ない手札であることは予想ができて、こちらは1ターン目2ターン目と明日への探索を待機して、相手の方は3ターン目にクルフィックスの狩猟者、こちらは3ターン目に4マナ出て桜族と遥か見、相手の方は結局3マナで止まってしまいクルフィックスアタックでエンド、こちらのアップキープ明日への探索待機解除に相手の方はマナリーク、3マナ払って通してこちらあと4マナと土地7枚あって相手は青マナ1つ立ってるという状態になりました。相手の手札は6枚でうち一枚は呪文嵌めであることが分かっています。相手のデッキトップは瞬唱の魔導士です。ここで風景の変容を打つか散々悩んだ(呪文貫きがあるかもしれないため)のですが、打ったら通って勝ちました。ただし打つのが正しいプレイングであったかどうかは分かりません。

二戦目も後手で、相手は伐採地の滝タップインから2ターン目タルモにこちら2ターン目マナ加速、相手はタルモでアタック(20→17)から3マナ立ててエンド、こちらは4マナ出て桜族を差し戻されてもう一度桜族、相手は残った1マナで稲妻本体、次のターン相手4マナで稲妻を桜族へ、タルモアタック(14→10)、3マナでクルフィックスの狩猟者でエンド、こちらは4ターン目探検からスケープシフトで勝ちました(相手がフェッチショックでライフを17まで減らしていたため)。2ターン目に桜族を出さずタルモが大きくなってからブロックしようと思いキャストを3ターン目にしたのはたぶん良かったと思います。相手の方にカウンターを引かれなかったのは幸運でした。

このマッチアップは、サイドボーディングの仕方が分からなかったので、今後の検討課題としたいと思います。稲妻は効果がないと思いベイロスを入れたのですが、遺産は残すべきかなど詰めておかなければいけないことがいろいろある気がしています。

4戦目 アブザンエルドラージ ○○

フィーチャーマッチでした。

一戦目は初めて先手を取れました。初手は探検ヴァラクート×2吹きさらしの荒野タイタンタイタン遺産という手札で、かなりマリガンに近い手札でしたがタイタンが2枚と遺産があればBG系やアブザンカンパニーには大抵勝てることと、一応土地+ランパンで手札4枚以上の条件を満たしていたのでキープして、これが良い結果につながりました。相手は1ターン目貴族の教主から、2ターン目古きものの活性で大天使の霊堂をサーチ、そのままセット、貴族の教主攻撃で、この時点でマナにトラブルを抱えた手札であることが分かりました。こちらはその後のドローがカルニの心臓の探検×2と土地だったので、順調にマナ加速して、相手は3ターン目に難題の予見者、4ターン目に現実を砕くものと動いていましたが、タイタンが2枚あったので、こちらは5ターン目にカルニにカウンターが3個乗った状態でヴァラクート3枚と山4枚をそろえることができて相手は低木林地でマナをだしていたためライフ18になっていたので勝ちました。詳しい状況は忘れたのですが、探検を打つタイミング(カルニを起動してから打つか、打たないか)などで悩んだと思うのですが、しっかり読みを入れて正しいプレイをできたと思います。

二戦目は後手でした。相手はマリガンして3ターン目まで動きがなく、こちらは順調にマナ加速して3ターン目に作り変えるもの、4ターン目に難題の予見者と動かれたもののタイタンと風景の変容の2枚が手札にあったので、残った風景の変容を打って勝ちました。

このマッチアップは結局のところ風景の変容とタイタンをどれくらい引けたかというところに帰着してしまうので、技術介入する部分が少ないと思いました。ただし気を付けなければいけないのは、ダメージレースで、現実を砕くものをしっかり予想しておかないと計算が狂ってしまう事です。

 

ここらへんでいつもの試合数を超えたので大分疲れが出てきてしまい、椅子に座ってじっとしてなんとか体力を回復させました(笑)。

 

五回戦 バントエルドラージ ○○

フィーチャーマッチでした。

一戦目は後手でした。相手に極楽鳥変異エルドラージ難題の予見者と動かれ大変だったのですが、こちらは風景の変容と召喚士の契約×2があったのでなんとか最後の一枚が残り、タイタンを出し、場にまだ使っていないカルニの心臓の探検があったので相手の場を流す事を選択しました。相手に流刑への道を打たれてお互い裁きあってそれ以前に山を1枚余分に持ってきてしまうミスをしてしまっていたのでこちらもデッキの基本山が切れてぐだったのですがなんとかタイタンをトップデッキできて勝ちました。二戦目はよく覚えていないのですが、タイタンを出してからトップが山と森を含む特殊地形なら勝ちという場でそれには乗らず相手の場を流してから、相手がシガルダを出してきてダメージレースになったのですがベイロスと業火のタイタンでなんとか勝ちました。相手は裁きあってから手札に2枚カードを抱えていたのですが、あれはブラフの土地かあるいは頑固な否認だったのかは分かりませんでしたが、クリーチャーで攻めるプランを選択できて良かったです。僕はダメージレースが苦手なのですが、そのうえかなり疲れていたのもあってかなり雑にクリーチャーを出していた部分もあり、もっと読みを入れてプレイングをする必要を感じました。

6回戦 バントエルドラージ ID

ガチれば勝つ可能性が高いとも感じましたが、疲れていたのと、もうエルドラージには飽きたのでIDしました。

今回、大分デッキが上振れして、プレイヤーもいろいろミスを犯してはいるもの致命的なものは犯さずに済んだのが奏功してなんとか優勝できました。ただ6回戦(実質5回戦ですが)は相当疲れるという事が分かりました。きちんと反省して次に繋げられる程度にマッチ内容を覚えていられるのは僕の場合最大4回戦まで(それも全勝ストレートの場合、実質8ゲーム)という事が分かったので、これからも晴れる屋平日大会(最高9ゲーム)で腕を磨いていきたいと思います。最後に前回に比べ自分なりに良くなったことをまとめると、マリガンで自分なりのルールを確立できたことと、無意識でプレイできる領域が増えたこと、そしてその分の認知のリソースを相手に向けられるようになったことかなと思います。これは他のデッキを使うときにも応用できると思うので、それを学ばせてくれたタイタン・スケープシフトにはありがとうと言いたいです(笑)。

それでは~