8/24 晴れる屋秋葉原店 EDH

使用デッキ:風の憤怒、カイカ
1回戦 配分の領事、カンバール 浄火の戦術家、デリーヴィー 時間変造者、セヴィン
カンバール勝ち
2回戦 ギトラグの怪物 結界師ズアー 冒涜されたもの、ヤロク
ヤロク勝ち
3回戦 結界師ズアー 配分の領事、カンバール 冒頭されたもの、ヤロク
ズアー勝ち
フリー
vs無限のエルシャ 配分の領事、カンバール 迷える探求者、梓
イカ勝ち
vsエルシャ カンバール 梓
イカ勝ち


イカで10戦以上プレイして、カイカの特徴がだんだん見えてきたように思います。まずカイカは1ターン放置されたら勝てるようなジェネラルではなく、ある程度の期間場に維持しなければならないこと。維持さえできれば頭蓋骨締めなり旗印なりでいろいろやりようはあります。ただし、維持しても増えていくリソースが全てクリーチャーの形を取るので、全体除去1枚で流されてしまう。
次に勝ち手段について。カイカは残念ながら1枚コンボがありません。一番最初に思い浮かぶのは未来独楽コンボです。ただ、このコンボは3枚コンボなので集めるのに時間がかかること、カイカキャストも含めると9マナと重い(サーチコストを含めるとさらに)こと、かつ、呪文キャスト制限、アーティファクト妨害のどちらの妨害も受けてしまうこと、などの弱点があります。特に最後の弱点が厳しくて、ただでさえカウンターや除去を乗り越えなくてはいけないのに、多くの置物妨害が刺さってしまうのは厳しいです。
今まで勝てたゲームはたまたま3ターンキルできた時か、カイカが維持できた時だけです。コンボにチャレンジした試合は何回かあったのですが、卓の勝ち目がほぼない人に妨害をぶつけられ、共倒れという展開でした。
イカの厳しいところは、カイカが除去されるとアーティファクトサーチカードや未来予知系のカードがコストがかさむので、途端にテンポが極端に悪いデッキに成り下がることですね。加えて、ジェネラルがアドバンテージを稼いでくれないので、長期戦になるとだんだん差がつくところでしょうか。
逆にカイカの良いところは能力の汎用性が高く、無理に統率者を中心としたデッキを組まなくても自然にマッチするところだと思います。いままで、構築の方向性としてカイカを中心に考えていたので、カイカを一旦括弧に入れて考えてみたいと思います。
ポイントとしては、カイカから出るトークン・及びマナをできるだけ早く他のリソースに転換して、カード・アドバンテージを獲得できるようにすることかなと思います。加えて、妨害置物に引っかかりにくい別の勝ち筋を用意できればベストかなと思います。
それでは。