3/30 アメニティドリーム秋葉原店 ジムバトル 3-1

アメニティドリーム秋葉原店でのジムバトルに参加して来ました。
使用デッキ:サナニンフ
1回戦 ゾロアークgx 2-6 負け
相手にメタカードとして入れられたメルメタルgx+拘り鉢巻でサナニンフが2回ワンパンされて負け。相手が無人発電所にフィールドブロアーを使っておいてくれたので、フェアリーチャーム特性を引けば完封できる展開になっていたかもしれないのですが、引けず。ピカゼクにも言えることなのですが、無人発電所とチャームで上手く相手にフィールドブロアーを切らせる立ち回りをすることがポイントになってくる気がします。できれば無人発電所にブロアーを切ってもらえると、相手にチャームへの対処手段が無くなる事が多いので、楽ですね。
2回戦 ズガドーンgxアーゴヨン 6-0 勝ち
相手が事故、かつこちらがグズマで上手くテンポを取れて勝ち。
3回戦 ミカルゲマッギョ 6-3勝ち
4回戦 ゲッコウガゾロアーク 6-0勝ち
参加費300円で、賞品が全員にトーナメントパックに加えブースターを1パック+1〜3位が絶版パックやスリーブ、さらにランダム賞でファミリーポケモンカードゲームの箱というとても豪華な大会でした。和気藹々とした雰囲気で、とても楽しかったです。他のカードゲームと違って、ポケカはコンテンツゲーなのでポケモンという共通の話題があるのが対戦相手と話しやすくていいですね。
マジックとポケカを比べて、ポケカはガチ勢とエンジョイ勢の距離が近い気がします。マジックには明確にプロと言われる存在がいます。プロプレイヤー文化というのはマジックの貴重な財産だと思うのですが、一方でプロプレイヤーを目指す人が全員自己実現できるわけではない、という厳しい現実があります。プロプレイヤーを目指しているなら当然PPTQという、プロツアーに行くための予選の予選で、しかも優勝以外権利がもらえない大会を勝ち抜いて行かなければならないわけで…PPTQを連戦するという事は、就活で落ちる可能性が高い企業に片っ端から面接を受けに行くのと一緒で、精神にとても負担をかけるものです。(実際、海外のカードショップのwebサイトには定期的にメンタル系の自己啓発書みたいな記事が載りますし。)
とどのつまり、マジックのシステムは、「俺は強い」「俺は勝って当然だ」「相手は俺より下手だ」とほぼすべての対戦で思っている人を量産するわけなんですよね。その自己認識は別にそう間違ってなくて、プロツアーへの道があまりにも狭き門であるために、実力はあっても大きな舞台で戦えない人が出てくるわけです。
でもね、「勝って当然だ」と思っているのが対戦相手へのリスペクトを欠くことへ繋がったり、勝利至上主義に繋がることが往々にしてあるわけです。そういう人と当たると僕はさっさと投了したくなります。だって対戦していてちっとも楽しくないし、うっかりこちらが勝ったりすると相手が露骨に不機嫌になる事が多いんですもん(笑)。
結構マジックをディスりましたが、僕はポケカポケカでマジックから学ぶべき部分が多いと思います。特にチャンピオンズリーグ。なぜ決勝戦だけでもカバレージを取らないのか。マジックのグランプリがそうであるように、チャンピオンズリーグは世界大会を除けば最も大きな舞台であり、スター誕生の地であり、物語が生まれる場所だと思うのです。しかし、現状では正直ただでかい規模の大会でしかなく、せっかくこれだけのイベントを組織しているのに勿体無いなあと思いますね。
それでは。